「自由がゆえの責任」を実感した日。
良かれと思って、自分なりに課題を見つけて解決しようと思って、空回りした経験はありませんか?
すでに誰かがやっていたり、いざやるとなったら許可が必要で実現できなかったり。
いざ自由にやれと言われると、「責任」の壁が立ちはだかる。
会社だと、もし失敗したら責任をとれる?
その責任は自分だけでおさまる?上に波及しない?
失敗してもいい!という環境は稀有だけど、その環境でも裏では緻密に責任が取り扱われていると思う。
私はまだまだ社会人ぺーぺーだから見えていなかったけれど。
いざ発言して動いて実践してみて、受け入れられたのが嬉しくて。
でもやるとなったらどうしても「責任」が出てくる。
私には取り扱えない。
でもこの「責任」が骨の髄まで先輩方に浸透しているから、守られていて、自由に動ける余地がある。
完全に自由だったらそれこそホッブズやロックのいう「戦争状態」だ。
ルールも秩序もない世界。
ある意味現在の社会がそれに近づいているのかもしれない。
個人が自由に扱える範囲が広くなって、発言力や影響力が強くなって、広まるスピードも速くなって。
ルールと秩序が追い付かない。
これが吉と出るか凶と出るか。
ルールや秩序を考えるのは経営者だけど、下っ端でも意識する必要があると思う。
答えがなくてわからない状態で、様々な思惑や考えに左右されることが多くなっていくと思うけれど。
信頼できる方を見つけて、少しずつ進みながら様子を見ながら準備をして。
今までやっていなかったことが実現出来て認められたのなら。
これはとても嬉しいだろう。
結局私は新しいことに飛び込んで、コミュニティの中で私にしかできないスキルを磨きたいのだ。
自由だからできることだけど、「責任」の重さを日々感じながら気を引き締めながら、目の前のことにもきちんと成果を出しながら。
周りから求められる姿を演じるのに窮屈さを感じながらも、自分なりに楽しんでいきたい。
誰かの「片腕」になりたいという野望も大事にして。