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私のものがたり、「徒然読書」【徒然読書番外編】

※徒然読書番外編とある通り本紹介も含めております。

徒然読書も気が付けば56冊分書いていました。
歴史マンガ小説紹介も含めたら80冊ぐらいでしょうか。

これでも部屋にある本のほんの一角です。
まだまだ読みたい本紹介した本が多いですが、読まずに紹介はやっぱりできません。

歴史マンガ小説で全部読まずにしたことがありますが、やっぱり内容が薄すぎる…

そんな徒然読書ですが、いつも使っていたこの画像がダサく見えてきました。うん。
1年前の自分、ほんとにパパっと適当に作ったな…



ブラッシュアップしたいなあと思い、本棚からデザイン系の本を引っ張り出して、作り直してみました!

それがこちら。

数字の10は適当です。Oと紛らわしくないか確認のためにも…

この画像を作る時に考えたことをまとめてみました。

1.全体のイメージを決める

「受け入れて組み合わせて次につなげる」(包含×自律×連想)。
これが全体のイメージでした。

これを表現するために大事にしたのが、「やわらかさとシンプル」です。

やわらかさだけでなく、ロジックのイメージも入れたい。

なぜかと言うとただ読んで面白かったー楽しかったーで終わらせたくないからです。

そこからどう考えるのか今持っている知識や経験とどう組み合わせるのか。

そういったロジックの部分も表現したい。

そういう意味で背景も暖色ではなく寒色にしています。
青や緑好きなんですよね、心が和らぐというか澄み渡るというか。

「画像を編集」でいろいろ変えて見比べて決めました。

2.あえて本の画像を入れない

徒然「読書」というぐらいですから本の画像を入れようと思いました。

だけど、図書館の画像だとなんかごちゃっとする。
逆に本のグラフィックを入れてもなんか浮く。

透明化して背景にしても微妙。

ということで思い切って消しました。

本という前提をなくしたことで枠にとらわれない思考、点と点が結晶構造のように繋がっていくことを表現出来たと思います。

正直本の形も、いろいろです。
文庫本単行本雑誌マンガ図録……

形がないけれど、読むことで知識が広がり気づきも得られる。

そういう読書をしたいです。

3.フォントは手書き風で統一

全体のイメージが、「受け入れて組み合わせて次につなげる」ですから、明朝体やセリフ体だと堅苦しい…

かと言って手書き過ぎるとシンプルじゃない。

しっくりくるフォントを探しまくって、「よもぎフォント」に落ち着きました。

英文は「Moontime」です。

英文ははっきり読めることは重要ではないので、読みにくくても全体のイメージに合うことを優先にしています。

数字は「花鳥風月」
「よもぎフォント」に統一すると幼く見えたのでシンプルさを出すために似た系統のフォントに変えています。

逆に「徒然読書」を「花鳥風月」にすると、行書みたいになって大人っぽっすぎてしまい「やわらかさ」のイメージと合わなくなる。

なので本来であればフォント多用は避けたいのですが、私なりにバランスを見た結果フォントを3つ使うことになりました。


4.配色は背景より結晶構造を目立たせる

結晶構造の4色が1番悩みました。

背景色に引っ張られないように、存在感はありつつ目立ちすぎないように背景画像の透明度を調整。

結晶構造の色が薄すぎると背景色と同化するのでいろいろ試しました。

配色のレパートリーを増やすために以下の本を参考にしました。

イメージとストーリーの大切さを『なるほどデザイン』で学んだので、この記事の前半部分はその構想説明にしています。

下2冊は配色の参考にしました!
淡すぎると締まらないので、配色サンプルのエレガントとかシックをメインに。

暗色の濁色でトーンをそろえて、表現しています。
私の好きな蒔絵のイメージも入っています。
蒔絵って金箔の印象が強いけど蒔絵で絵巻や本の表紙が作られたりしていてきれいなんです。


文字色はグレーにしています。
黒だと文字だけ浮いて見えるので溶け込めるようにグレーにしました。

これがいい!と思ってnoteに挿入したらなんか暗い…となり、全体的に明るくしました。

周囲の色によってもイメージが変動しますね。

5.アクセントとして英名言を追加

アクセントも難しいです。
私的にはいいアクセントになった!と思っても、他の人から見れば余計なことを!にもなり得ます。

アクセントとしてつけた英文はどういう文章なのかというと、「Reading is equivalent to thinking with someone else's head instead of with one's own」。

ショーペンハウアーの言葉です。
「読書は自分の頭で考えるのではなく、人の頭で考えることだ」。

ただ本に呑まれないようにという戒めをかっこよくしてます。

座右の銘である「学びて思わざれば則ち罔し」や「守破離」も考えたのですが、漢文は雰囲気に合わないので似たような意味の英名言を持ってきました。

配置に悩んだのですが左下に持ってくると、数字と同時に重心が下に引っ張られている印象でした。

なので下が空いているように見えても、重心を上か中央に持っていきたかったのでバランスを取るために上に配置しています。


6.文字を少し傾けて遊び心を演出

そのまま文字を置くと固いなーと思ったので、「徒然読書」と英文を少し傾けています。

躍動感も少し加えつつシンプルに調整出来たのかなと思います。

あえてステッカーなどは入れず、文字だけで遊び心を演出してシンプルを押し出しています。


素人なので、まだまだぴよぴよで、抜けているところが多々あると思います。

だけど0から考えて作るのは楽しかったです。

もし何かアドバイス等ありましたら、ぜひコメントください!

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