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「内向的」も武器になると励まされた本【徒然読書46】

内向的人間と聞いてどんな人を思い浮かべますか?

飲み会でも静かな人、感情の起伏があまりない人、前に出て引っ張らない人、何をやっているのかがわからない人……

でも様々な方々の話を聞いていくと、活躍されている方でも実は内向的なんだよね、と言われます。

ではどうやって活躍の場を広げているのか?と考えていた時にこの本に出会いました。

「静かな人」の戦略書──騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法 https://amzn.asia/d/0N1mkVJ

著者は台湾人の女性。
まず台湾の本が日本で出版されることが少ないので、驚きました。

オードリー・タンが一躍有名になり、台湾の本もふえてきていますね。

さて、私は内向的人間かというと内向的70%外向的30%感覚です。

条件が揃えば外向的のように振る舞えます。
例えば、よく知っている人か全く知らない人と話す時。
文字で会話する時。
30分ほどの短時間でのコミュニケーションの時。

だけど根はいろいろ考えちゃって、情報が少ないと動けない、突発的な事態に臨機応変に対応できない、大勢の中で話すのはストレスがかかる、むしろ1人で考える時間が無いと無理……という内向的属性があります。

ですので、ここまででわかるわかる!と共感してくださった方はこの本も惹き込まれると思います。

前置きが長くなりましたが、特に共感したところをまとめてみます。

・内向型は長期記憶に頼る傾向にある。
・徹底的に考え、先々に予想される問題にいち早く気づく。
・互いの強みを生かすことを考え、相手のことを冷静に分析する。
・傾聴力×深い関係構築×分析能力が強み。

・名刺を整理して「人」を紹介したり、SNSで事前に繋がっておく。
・外向的な人と内向的な人でペアを組むと成功するパターンもある。
『静かな人の戦略書』

結論づけると、内向的な性格も強みになる!ということです。

事前準備やアフターケアを文章や戦略的思考で行い、相手の信頼を得る。

臨機応変さや派手さは無いかもしれないけれど、誠実さと確実に目標を達成する力はビジネスでも活きる。

個の成績ではなく、チーム全体を見るから結果的には成果が出やすい。


この本を読んで、自信がついたような気がします。

自分の性格や思考回路を把握して、ビジネスにマッチしてチームや部署ひいては会社に貢献していきたいです。

自分のことなのに強みもまだまだ分からなければ、活かし方も分からない。

だけどそういう活かし方もあるんだ!という引き出しを増やしていけたら、あとはひたすら考えてアウトプットするのみです。

歴史で見ても織田信長のように前に出る人もいれば、明智光秀のように前には出ないけど戦略を立てていく人もいます。

自分がどの立場の方が活躍できるのか、理解できたら強いですね。

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