見出し画像

【備忘録】7月に読んだ本ー小説と文字とー

7月はGoogleデータアナリティクス認定証とeco検定で、あまり読書が出来ておらず…

とはいうものの読んだは読んだので、更新が遅れましたが、読んだ本を紹介します!

今月は平置きにしてみました。
背表紙が見えた方がいいかな。

『線は、僕を描く』は2回目。
なんだか小説を読みたいなと思ったのと、芸術に触れたかったので水墨画を題材にしているこの本を読みました。

ただ技法を追うのではなく、自分の心を空っぽにして、それでいて自分の心を映し出し、自然を描く。
そういう感覚的な部分がすごく言語化されていて、内容は分かっていたはずなのに再度考えさせられました。

『本物の教養』も3回目ぐらい。
出口治明さんの本は歴史関係が多いですし、読みやすいので他の著作も持っています。
『本物の教養』は基本的な、というかどの本にも大体書かれている「数字、ファクト、ロジック」「人、本、旅」の考えがまとめられているので、本質的な部分を振り返りたいなと思った時に読み返しています。

『美しい痕跡』は長かった…!
薄い方だから簡単に読み終わると思っていたのに、じっくり読ませられて時間がかかりました。
手書きの大切さを説いていて、タイポグラフィやスマホやPCの現代機器の副作用について触れられています。

挿絵で挟まれている多様なカリグラフィを堪能しながら、「文字を書くということはどういうことか」を考えさせられました。
私はPCより手書きのほうが好きなので、共感の嵐でした…
カリグラフィもいつかやってみたいです。

『ブックデザインの構想』も文字に関わる本。
平野甲賀さんというブックグラフィックデザイナーの対談本です。
時々見かける独特な書体をどう生み出しているのか、どこから影響を受けているのかが、まったく知らない分野が多く出てきたので新たな世界を見れた気がします。

『本の読める場所を求めて』は、「本の読める店fuzkue」を開いた方が書かれた本。
下北沢のfuzkueに通っていたのと、よく行く本屋さんに大体おかれていたので、気になって読んでみました。
これが求めていたお店!と感じる環境づくりの裏には、こんなに試行錯誤があるんだと考えさせられました。

読書は歓迎されながらも、公共空間ではあまり受けいられていないのかもしれない。
読書が趣味です、とあまり言えないのも関係してそうだなと思いました。


6月では、7月は世界史の本を読む!と言っていましたが、全く違う方向に行っちゃいましたね…
これはこれで読書の醍醐味でしょう。

8月は夏休みなので歴史小説とSF、世界史を読みたいです!(懲りない)


この記事が参加している募集

読書感想文

学問への愛を語ろう