サスティナブル社会に貢献したい人

次世代に引継げる社会に。一橋大学社会学部社会政策学科卒 / インバウンド・インクルージ…

サスティナブル社会に貢献したい人

次世代に引継げる社会に。一橋大学社会学部社会政策学科卒 / インバウンド・インクルージョン施設企画・運営 / 観光庁登録専門家 / まちづくり協議会・士業協会運営 / キックボクシングジム所属アマチュア選手(10戦6勝3敗1引分※非公式戦含)

最近の記事

RE-LIFE 第三章 疾患という長いトンネル

※気分が悪くなる内容ですがご容赦願います。 長女の目線で綴られたRE-LIFEの概要は過去記事をご参照願います。 1 痛み、不眠、心臓疾患。負の連鎖父は復帰後、直ぐに別の部署に配属された、なぜか父の会社の中で最も過酷で高度な部署だった。 父は地方への出張が多くなり、大きなカバンに薬を入れて会社にいった。家には数日戻らなかった。 父はがむしゃらについていった。まだ体力がついていかず、一駅一駅休みながら、出社していた。 会社では同僚に体調不良を悟られないように、気分が悪くな

    • RE-LIFE 第五章① 這い上がる人

      長女の目線で綴られたRE-LIFEの概要は過去記事をご参照願います。 この話に出てくる「ロックカフェ」は、私が内臓疾患がほぼ完治してきた約5年前、偶然見つけた近所のカフェバーです。私はこのロックカフェで多様で多彩な人々と知り合い、地元コミュニティの一員になりました。 ミュージシャン、美容師、銀行支店長、町会長、大学生達、起業家、パン屋さん、早期リタイア組、ほんとうに様々な人々と知り合い、今に至ります。 そして、ここを拠点に、病気から復帰し始めた私はスモールスタートで社会

      • RE-LIFE 第四章 転機の出会い

        長女の目線で綴られたRE-LIFEの概要は過去記事をご参照願います。 この話に出てくる「ロックカフェ」は、私が内臓疾患がほぼ完治してきた約5年前、偶然見つけた近所のカフェバーです。私はこのロックカフェで多様で多彩な人々と知り合い、地元コミュニティの一員になりました。 ミュージシャン、美容師、銀行支店長、町会長、大学生達、起業家、パン屋さん、早期リタイア組、ほんとうに様々な人々と知り合い、今に至ります。 1 地元のカウンセラー達父は会社での仕事・信頼・人間関係全て失った。

        • 生き方と最有効使用の変遷。私達は旅をするかのように拠点を選ぶ。

          以前「昔はオフィスという建物があった」という記事を綴りました。昨今の働き方改革とリモート勤務の推進により、従来型のオフィスは減少し、新しいタイプのオフィス(コミュニティスペースとでも言うべきか)が出現しているという内容です。 そして今、更にリモート勤務が一般化したことにより、働き方だけでなく、私たちのライフスタイル、生き方そのものにも大きな影響を与えている。どこでも仕事ができるようになった為、職場に近い街に住む必要性がなくなった。これによって働く拠点と住む拠点を複数確保し、

        RE-LIFE 第三章 疾患という長いトンネル

          瀕死のインバウンド・観光。それでもゲストハウスはなくならない。

          訪日旅行者数が99.9%減となった衝撃。 つい数か月前までは好調だったインバウンド関連業種、具体的には、旅行業界、宿泊業界、百貨店等、その他文化体験などを担う会社などが、今では非常に厳しい状況に追いやられています。 瀕死のインバウンド私は、観光庁さんと連携して、訪日旅行者の受入対策を長年行ってきた為、今の悲惨なインバウンド関連業界を目の当たりにして、非常に悲しく感じています。 本来なら、今頃はオリンピック・パラリンピックで日本中が沸いていたはずなのに・・・ 本当に悲しくな

          瀕死のインバウンド・観光。それでもゲストハウスはなくならない。

          RE-LIFE 第五章② 這い上がる人

          長女の目線で綴られたRE-LIFEの概要は過去記事をご参照願います。 過去記事「兼業で健康と自信を取り戻そう」で、小さな兼業(知人へのコンサル)について綴りました。その時のコンサルについて、当時16歳だった長女が、彼女なりの理解で日記に残していました。 その日記をベースに綴った「RE-LIFE 小さなコンサルティング」を掲載します。今回の記事が、少しでも、病気からの社会復活を目指している方の参考になれば嬉しいです。 この話に出てくる「ロックカフェ」は、私が内臓疾患がほぼ

          RE-LIFE 第五章② 這い上がる人

          兼業で、健康と自信を取り戻す。

          私は現在、長らく務める企業でSDGs関連の事業を担いつつ、兼業で士業事務所を運営しています。兼業については、過去にも「兼業がもたらす効果」という記事を掲載しました。 日本の就業者の85%超を占める「サラリーマン」。サラリーマンが副業(兼業)を始める目的は様々だと思います。 ・収入の為 ・自己実現の為 ・社会貢献の為 等々 ではありますが、この記事では上記のような通常の兼業の目的や効果は、ちょっと横に置かせて頂きます。。 そして、原体験に基づき、またSDGsの基本的な考えで

          兼業で、健康と自信を取り戻す。

          RE-LIFE 第一章 悪夢のはじまり

          ※少し気分が悪くなる記事ですが、ご容赦願います。なお、長女の目線で綴ったRE-LIFEの概要は過去記事をご参照願います。 世の中は理不尽で出来上がっている。 目が見えなくなり、手が動かなくなり、心身を壊されていく父を見続けた、10歳の私はそう悟った。 2010年1月 悪夢のはじまり私の父。不器用で人付合いが下手、真面目というより偏屈で頑固な父親。 ただ間違ったことはしない愚直な父親。 私は、父親が特に好きだった訳ではない。仕事一筋で趣味もない父親と一緒にいると、会話もなく

          RE-LIFE 第一章 悪夢のはじまり

          RE-LIFE 健康と人生を取り戻す。

          私は過去に健康を失った経験があるので、健康であることの大切さを良く理解しているつもりです。私が感じている健康の大切さを綴りたいと思います。 SDGsの基礎は「健康」SDGsの全ゴールの基礎となる価値が「全ての人々が健康的に活動できること。」です。何事にも替え難い最も重要な価値だと私は思います。 世界中には病に苦しんでいる多くの方がいます。病気というものはある日突然なってしまうということがほとんどで、理由などわからず、不運にも患ってしまったという方が多いと思います。 人が

          RE-LIFE 健康と人生を取り戻す。

          昔は「オフィス」という建物があった。

          急激に普及したリモート勤務。 多くの企業がオフィス不要論を唱え始めている。我々ワーカーも、在宅勤務やオンライン会議の良い点と悪い点に気づき始めました。 またありきたりな記事になってしまいますが、今後「オフィス」はどのように変遷していくのかについて、自分の考えを綴りたいと思います。 オフィスワーカーの業務の大半は在宅勤務でOK 以前はオフィス勤務だった方々で在宅勤務を体験された方は、業務の相当な割合を在宅で問題なく遂行できていると感じています。 私も知人達も、IT系企業だ

          昔は「オフィス」という建物があった。

          兼業は、健康的な働き方

          現在、私は企業に勤務し、個人事業として士業事務所を運営しています。 いわゆる兼業です。活動割合は、企業:個人=60%:40%です。 大卒後に30歳代中盤迄は企業勤務だけでした。その後、独立系の士業資格を取得・兼業を始めました。当時は勤務先で副業が禁止されていたので、非営利で始め、最近の副業解禁に伴って、営利活動も行っています。 現在、盛んに言われている「働き方改革」とイノベーション、健康な働き方。SDGsの17ゴールの中にも「働きがいのある仕事と健康」として設定されていま

          アートとビジネス 2

          少し前に流行した「ビジネスにはアートが必要」というフレーズ。  私も実務の中で、そう感じています。現在、私は士業での活動の傍ら、インクルージョンや教育、働きがいのある環境創りといった社会課題解決型の活動を行っています。こういった「社会課題解決型のビジネス」には、特にアート的なセンスが必要だと思います。 ビジネスとアートの関係に関しては、山口周さんの書籍などが有名ですね。 このコラムでは、もっと等身大で身近な視点で、私が感じている「ビジネスにおけるアートの必要性」を綴りたいと思

          アートとビジネス

          少し前に流行した「ビジネスにはアートが必要」論。 私もそう感じしています。 課題の発掘、手法のデザイン、プロモーションといった一連のプロセスにおいて、根底に美意識が必要だと思っています。 私には、同郷の友人で、研ぎ澄まされた感性を持つミュージシャンがいます。私は彼から多くの刺激を得ました。 彼らと一緒の時間と空間を過ごすことでインスピレーションを得て、グローバル、またはインクルージョンな事業を世に出すことが出来ました。 アーティストの彼。実務家の私。 長くなりそうな

          はじめまして

          サスティナブルな社会とは? 持続可能な社会や企業の在り方とは? 人々の活動やコミュニティの在り方は? 個人の健康やキャリア、両親や家族との距離感など について、このnoteで綴ります。 私自身のSDGs関連の活動で気づいたことを綴ったり、周囲の人々から伺った経験を、その方々の目線で綴ります。 どうぞ宜しくお願いします。