その時の出逢いが人生を根底から変えることがある よき出逢いを

Source：みつを

先日、5年ぶりに大学時代の恩師と友人と飲んだ。

1．飲み会で感じたこと

自分が過ごした歳月は、恩師と友達もまた同じように過ごしていたんだなあと感じた。
結婚・出産・転勤・転職・家購入・子どもの入学・就職など、それぞれが、過ぎていた数々のライフイベント。あと体型の変化とか。友達もまた、自分のおでこの後退具合に時の流れとその残酷さを感じたに違いない。笑

飲み会は、5年ぶりとは思えない、いつものみんなだった。なんていうか、忖度も上下関係も打算もなんもない、この沈黙どうしよみたいな気つかうこともなく、ただただ食べて飲んで喋ってふざけてつっこんでの時間。楽しかった。

会社の人や、知らない人との交流会とかでは、全然言葉が出てこない自分。友達とだと喋りたいことが湧き出てくるのなんでだろう。

2．思い出したこと

ふと思い出したことがある。大学時代に、相田みつをの作品が大好きで、有楽町に見に行ったり、絵葉書買って壁に飾ったり、作品集を買って味わってたこと。
相田みつをの言葉が好きなのと、固有のあたたかい字が好き。

その時の出逢いが人生を根底から変えることがある　よき出逢いを

出所：相田みつを

大学時代の恩師・友人たちは、人生の根底を変えたというか、今の自分の人生の根底になっているように感じる。ものの考え方とか伝え方とか、同じ出来事に対しても人それぞれ感じること考えることが違うこと、優先度が違うこと、そのうえでの協働で1つのものを作ること、その大変さ面白さみたいな、社会人になるにあたっての基礎となる経験を共にした人たち。

大学卒業後、そして結婚後、すでにできた人間関係に充足し、仕事で自分を忙殺し、新しい出逢いを求めてこなかった気がする。その場の仕事の関係性で、仕事が終われば縁は切れ、また会いたいと思える人を探してないし、誰かにとってまた会いたいと思われる人になろうともしてこなかった。積極的に人を知ろうとしてこなかったんだ。だから、自分から言葉が出てこなかったんだ。

3．人生を根底から変えることがあるよき出逢いを

アラフォーだって、人生を根底から変えるような出逢いの可能性がまだまだたくさんあるだろう。今一緒に働く人たちからもたくさんの影響をもらっている。人間性に踏み込むような深い関係性を自ら作ろうとしていないだけで、互いを知ることで人としてのより深い関係性が築ける可能性がある。

むしろ、一緒に働く人たちや出会った人たちの人生を根底から変えるような、インパクトを自分は与えられているのだろうか？深くには踏み込まない、そんな人になってたんじゃないか。

人との出逢いで人生はもっと楽しくなる。
もっと出逢いに対してオープンにプロアクティブに楽しもうと思った。

よき出逢いを。楽しもう。

めぐりあい
あなたにめぐりあえてほんとうによかった
ひとりでもいい　こころからそういってくれるひとがあれば　みつを

出所：相田みつを

生きかた日めくり相田みつを３６５日　にんげんだもの ([実用品])

続く

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