性転換手術を伴わない生物学的男性かつ戸籍上女性の公共浴場騒動、悪意ある男性も乱入した結果、身体的性の問題を超えたルール合戦になりつつあるので、節度ある多くの当事者（男女問わず）はただ流れ弾が当たってつらいだろうなと思います。でも放置もできない問題です。

入れ墨に関して悪い印象を聞きながら育った結果、作曲家が入れ墨なYOASOBIの歌は歌ってみたでも聞けなくなりました。民族感情や反日感情というのも、触れ合う機会の乏しい思想ほどこうやって維持されるのだろうなと実感しました。

「女子供」あるいは「男子供」は字面通りの分類にも使えますが、大人女性または大人男性に使うとそれぞれの一部または全体を子供と同一視した表現になります。いわゆる表示義と共示義だと思えば奥深いです。でも世界を分けて知るための言葉が、使い方次第で人を傷つけるのはとても悲しいです。

「女子供」という表現はむしろ二項対立の組み合わせとして普通になれば良いのにと思います。「男性と子供」「女性と子供」「男性と大人」「女性と大人」。無性等を含めれば言葉の世界がより豊かになると思います。なお、用途次第では「うちの旦那はお子ちゃま」は「女子供」の同類です。

兵庫県職員労働組合の知事辞職申入はむしろ援護では？

記事を読む限りは百条委員会と知事が協力して出頭者を殺したように読めますが、日本では辞任すれば多くの罪から逃げ切れます。このタイミングでの辞職要求はむしろ援護だと感じますが、どうなのでしょうか。

報道と定量もどき

東京都千代田区立麴町中学校のダンス部騒動、以下の記事によると保護者46名が教育委員会へ抗議文書を出したそうです。騒動自体は報道の対象として異論ないのですが、属性不明かつ絶対数としての「保護者46名」にどんな意味があるのでしょうか。 46人のうち46人、200人のうち46人、1000人のうち46人。 ダンス部の保護者で46名、部活無関係に46名。 両親や祖父母を別に数えて46名、まとめて46名（家庭または生徒分）。 それぞれ意味は異なりますし、それを調べるのが取材だと思って

大学院を進路として考える方は理系と文系、実験系と理論系を大まかに区別した方が良いと思います。ネット上の「大学生活」や「社会人院生体験記」は多くが曖昧にしています。共通部分も多いですが、研究室との付き合いや卒業しやすさは大きく異なります。それも踏まえて調べることを推奨します。

HSP、初期から本やメディア主導で営利色が濃かったですが、精神科医も参入されてすっかり商品になった気がします。

足並みと踏み出しタイミングは同義語？

メトロノームで音を鳴らすと対面する人の流れがぶつかりやすくなるという実験、足並みが揃うと良くないと表記されていますが、歩幅に無視できない誤差がある中で踏み出しタイミングと足並みは同義語なのでしょうか。

インティマシー・コーディネーターと契約

性別関わりなく個人の保護のためにインティマシー・コーディネーター含む専門家の存在は重要だと思います。一方で、映画『先生の白い嘘』で監督がその導入を断ったというこの記事そのものからは強要や上下関係は読み取れませんでした。また、こたつ記事でPVを得られる女性自身はうれしそうに感じます。 日本の規則は契約を元に成り立っていると理解しています。下請けと元請け、雇用主と従業員のような力関係があればその契約は法令という規則に成約されますが、対等な関係で合法な契約を選ぶことは法人含む個人

集団歯科検診の手袋使い回しと謝罪

京都市中央区の小学校で発生した集団歯科検診の手袋使い回し、来年から医師を変えるだけとか口頭注意するだけなら、校長は「自分達は悪くない」と信じているので「不安を感じさせたこと」に限っても謝罪すべきではないと思います。 謝罪するのであれば集団歯科検診への信頼は地に落ちたと理解して動くべきだと思います。信頼できる養護教諭や一般教諭による監視や抜き打ち確認を生徒に分かるよう実施するだけでも変わると思います。 信頼回復は難しいことも、生徒の家族は来年からも不安を抱えることも、忘れて

「税金を使って民間企業を圧迫するのはよくない」の裏側を「民間企業を圧迫しないためなら税金を無駄にすべきだ」が大部分占めるとき、最初の主張はどれほど正当なのでしょうか。