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【執筆記】本気の製本の検討が楽しすぎる

はい、毎回貼ってるこれね。

大改稿および中改稿をし、この作品に関してもう17万字?くらい書いている。
ここまで書くと、愛着が半端ない。
誰に評価されなくとも、私がこれ好きすぎてる。
推敲しながら、泣くシーンじゃないのに、その先の展開を思って泣く始末。
落ち着いて。

いや、でも落ち着かなくていいの。
だって、私が楽しく読めればそれでいいから……自分が幸せならそれでいいから……。

そして、自分をもっと幸せにするべく、
「文庫本製本しよ」と決意しました。

なんせこの、推しのことだけ11万字本の製本経験ありますからね。
歌詞の引用もない、画像リンクも貼ってない小説なんて余裕ですよ。
JASRACの世話になることもなく。
使用料1万円払うこともなく。

本文はほぼ完成です。
これからゆったり推敲し、もっとゆったり校正してこーくらいのもん。

今回の記事のメインはこれです。
装丁。カバーのデザイン。
これがめちゃくちゃ楽しくて、かつ結構可愛くできたから見て欲しいの。
3案あります。
全体を通して目指したところは、
「中高生になった娘たちが、普通に『何かこれ面白そう』って手に取ってくれる」
です。
という訳で、モノトーンでシリアスな感じにはいたしません。

***

パターンA
テーマ「色大爆発」

水中を色が進んでくみたいなイメージです。
小さいけど、フォントが可愛いです。
フロップデザインさんとこの、「姫明朝しらゆき」です。

画像はアドビストック。というかこの後の画像も全てアドビストックの無料の画像です。

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パターンB
テーマ「お耽美」

可愛いけど棘がある、と言うのと、鳥。
一羽多いけどまあいいじゃない。
インコだけどまあいいじゃない。
フォントは、枝ノ実書房さんの「夜永オールド明朝」。
そう、いちいちフォント書いていきます。フリーフォント好きなんです。


***

パターンC
テーマ「フォントが可愛い」

テーマでも何でもない……
5分くらいで出来た。
商業なら許されないタイトルの読みづらさだけど、いいんだよ我が家にしか置かないから。
こちらのめちゃくちゃ可愛いフォント、麦雨舎さんの「ゆるゴシック」です。
特徴的だけど、このフォントすごく使い勝手良さそう。
白地にこのフォントで長めのタイトル書くだけで、それはもう装丁。


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3案作りましたけれども。

個人的にはBが好きかな。
タイトル決めの時も思ったんですけど、タイトル含む本の装丁って、曲で言ったらイントロみたいなもんですね。
これ、うっかりほっこり系の表紙にしちゃうと、どんどん気持ちの深いところまで潜っていく展開に引いてしまいそう。
Aは感情のほとばしる感じがあっていいなぁと思いますが、
女子的にはやっぱりBに惹かれるし、なんか仄かな……な感じもあるし、好きです。
気持ちの準備が出来そう。
察してくれそう()

いやぁ、装丁考えるのって楽しいですね。
ホント文フリとか出てみたいですよ……。
職場的にNG、という訳じゃないけど、事情話して許可取るのが面倒すぎる。
あと売れなかった帰り路自分がどんな気持ちになるのか想像つかないよ……。

売らなくていい、対価なくていいんです。
「物」で人に渡してみたい。データじゃなくて。
商業出版というより、「物」にしたい、人の手に渡したい、これが夢ですね。

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2024.6.17 追記

改めてもう1案作ったらめちゃくちゃ可愛いの出来てしまった……
もう君に決めたよ。


どんな内容か全然想像付かない……!
これ、商業もしくは同人で売ったら、表紙詐欺で読者憤怒させるやつ!!
完全自分用だからこそ出来るこの盛り盛りわがまま表紙。
自分だけのために作るって最高ですね。

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