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【はたらけ!福田典子 広報OL奮闘記 #4】アナウンサーのお仕事編
SCOに入社して4か月目!
広報としての働き方を覚えていくとともに、
アナウンサーとしてのお仕事も引き続きさせていただいています。
今日は、アナウンサーとしてお受けした、イベント司会のお話です。
最近、ビジネスピッチやビジネスコンテストなどのイベント司会のお仕事を多くいただいています。
私がSCOグループに入社したこともビジネスイベントにお呼びいただく理由のひとつのようです。
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先日、株式会社スルミ主催のSSS「Super Star Showrace 2024」にお邪魔しました。
“Super Star Showrace”(SSS/トリプルエス)は、イノベーションを通じて社会に貢献し、未来を切り拓く人材“アントレプレナー”や“イントレプレナー”を輩出することを目的とした、全く新しいビジネスコンテストです。
女性起業家や若手起業家のコミュニティを活性化すると同時に、大企業との連携を通じて真のエコシステムの構築を目指し、これからの時代に重要な役割を果たす起業家やリーダーを発掘、支援していきます。
つまり、会社の内外に関わらず起業をしている人たちを世の中に送り込んでいったり、女性や若手の活躍の場を広げていくようなビジネスイベントです。
このイベントを主催するスルミのCEO 石塚つばささんが現役の大学院生さんなのも、素敵なポイント。
今回が初開催にも関わらず800人規模!
そして合計100社以上の応募があるビジネスコンテストなんですね。いや、こんな大規模イベントをZ世代の皆さんが開催している時代・・・すごいなぁ。(そんな私は則本・浅村世代)
私は立教大学経営学部卒なので、卒業までに起業したという友人や卒業して10年経って自分の会社を持っている友人は多い方なのではないかなと思うのですが、それでも在学時は学年に数人いたかな、というくらいの感覚で、起業のハードルとマインドがどんどん時代とともに変わってきているんだと改めて実感します。
大学発ベンチャーの数は増える一方!
経済産業省による「令和5年度大学発ベンチャー実態等調査」の結果を見ると、2014年度に存在が確認された大学発ベンチャーの数は1749社。
2023年には4288社と2.5倍に迫る数になっています。
2022年には、政府が「スタートアップ創立元年」と宣言していて、スタートアップや起業への関心が高まっていることが数字を見ても明らかですね。
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SSS ビジネスコンテストについて
さて、SSSでのビジネスコンテストは、「女性起業家部門」と「AI/Web3.0部門」に分かれていて、一次審査、二次審査を通過した11社によるファイナルステージが開催されました。
各社が自社のビジネスモデルや将来のビジョンをプレゼンテーションします。数多くの優れたプレゼンテーションが行われ、創業間もない企業がどのようにして市場にインパクトを与えようとしているか、とても熱量高いステージに私も興味津々!
「AI/Web3.0部門」でピッチを披露した6社のご紹介
「AI/Web3.0部門」では6社がピッチを披露しました。
私のちょこっとメモと一緒にご紹介します。
■Trash Lens株式会社 山本虎太郎さん
未来のゴミ分別アプリ。「捨てたい」ものの捨て方を教えてくれるほか、アップサイクルやリユースの可能性も教えてくれる。審査員からも、新しい文化をつくるアイデアだと拍手が!
■OpenHeart 渡邉晃司さん
AI画像SNSのTABIOや4D生成AIのシステムなど。撮影した写真を360度空間のなかで楽しめるようになるSNSは、とってもワクワクしました!
■アイアンドーム株式会社 片山将さん
駐車場一台分に満たないマイクロスペースの一括検索!近年増えたレンタサイクルのヘビーユーザーである私からすると、今この需要ってとても高まっているだろうと実感の伴うプレゼンでした!
■株式会社MentaRest 飯野航平さん
メタバース空間でメンタルトレーニング!自分がアバター化されることで、先生に自らのことを打ち明けやすくなるというのはとても納得。常に人の目にさらされている現代だからこそ、必要性を感じました。
■株式会社サルエド 上嶋旬さん
営業社員育成の全自動化。できないことはできないとはっきり言うプレゼンがとても好評!日本で唯一の営業辞書なるものがあることを初めて知りました!
■株式会社chipper 十時悠径さん
全社員エース人材へ。ChatGPTで対応しづらいロングタスクに特化した思考整理をDX化。新商品の提案効率が10倍になった実績もあるとのことで、私の広報実績も上げてもらえないかしらと・・・!
ちなみに、このなかでグランプリに輝いたのは、
アイアンドーム株式会社 片山将さん!
まさにニーズが高まっているビジネスであることと、プレゼンテーションのクオリティの高さが評価されていました!
立教大学経営学部時代に、「似たようなビジネスアイデアであればプレゼンが上手だったり面白かったりする人が有利だな。」と感じたことをきっかけにアナウンススクールへの興味が湧いた私としては、プレゼンがよかったことを理由のひとつにグランプリが決まったことがとても嬉しくて、いつかビジネスピッチに向けたプレゼンのやり方講座とかもやってみたいと夢がひとつ増えた瞬間でもありました!
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私が興味深いと思った1社は・・・
この中で、興味深いなと私が感じたものは、
一番手に山本さんが発表されたTrash Lens。
これは、スマートフォンのカメラで撮ったモノの、捨て方や売り方、活用方法がわかるというアプリ。
いらなくなったものをただゴミ箱に入れるだけじゃなくて、ちゃんと分別したり、引き取ってくれる店や人を探したり、修理して再利用することで、ゴミにしなくてもいいという、本来ゴミになるはずのものに価値を持たせることができるものなのです。
これってとても画期的だと思いませんか?
だって、捨てるのに困ることって意外とあると思うんです。
プラスチックや紙製品のリサイクルルールは地域ごとに違っていて、福岡に住んでいるときと東京に住んでいるときの分別の仕方が違うのはもちろん、23区どこにいるかでも少しずつ違いませんか?
例えば、透明なプラスチック製の容器が一部の地域では可燃ゴミとして扱われる一方、別の地域ではプラスチックリサイクルとして分別されることもありました。こういうことがよくあって、結果として間違った分別をしてしまうことも多々ありました。
加えて、忙しい日常の中で、いちいちゴミの分別方法を確認する手間もストレスの一因になりますよね。ゴミ出しのたびに、これは可燃ゴミか、不燃ゴミか、リサイクル可能か・・・そんなことを朝の忙しい時間に考えるのは時間がもったいない!
さらに、子育てをし始めてから、「これはどう捨てるの?」というモノも増えてきました。
ある日、お祝いの品としていただいた高級な木箱の捨て方に困ったことがありました。
その木箱は、美しい仕上がりで捨てるには惜しいものでしたが、家のスペースを考えると置いておくことも難しく、どう処理すればいいのか悩んでいました。
そのときにTrash Lensというアプリの存在を知っていれば、木箱を撮影するだけで、瞬時にその木箱がリサイクル可能であることを教えてくれ、具体的なリサイクル方法や近隣のリサイクルセンターの情報まで提供してくれるわけです。
また、木製品のリユース方法についてもアドバイスをしてくれて、アプリを通じて売りに出すこともできますし、近場のリサイクルショップに持ち込むことで、新しい使い手に渡り、有効に活用されることにもつながります。
ゴミとして捨てていれば、ただただゴミになるだけだったものを、収入へと変身させられるうえに、環境保護にも貢献できていると感じることができる・・・。
人や環境にやさしいものを選ぶようなエシカルだったり、持続可能な開発目標のSDGsだったり、みんながそれを意識して過ごすことで世界がちょっと良くなるようなものにTrash Lensがなっていきそうで、わくわくしませんか。
山本さんは、もともと幼少の頃に、スナック菓子の紙製容器などのゴミを使っておもちゃをつくっていたそう。ゴミへの探求心が止まらず、学校のゴミ箱をひっくり返して分別することもあったそうなのですが、そのときに友人から「世の中にはたくさんゴミがあるのに、教室の中だけ分別しても効果はない」と言われ、仕組みをつくらないと世の中の課題は解決されないんだと思うようになったそうです。
新しい文化をつくっていく。
それまでの常識を覆す。
仕組みづくりをしていく。
そういった意味ではSCOグループが歯科の世界で目指しているものに通ずるものがあるなと思いました。
その他のどのビジネスも本当に興味深かったので、Z世代の活躍に期待が高まるとともに、我々も負けていられないなと!
私も引き続き、世界を変える一端を担っていきたいと思います!
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ありがとうございます!