描いた夢は実現する、は本当だった
雑誌で見たカリブ海のリゾート地の写真を見かけて、こんなところに住みたいものだと願った。
引き寄せの法則などという言葉がまだ流行ってなかった頃だ。旅行雑誌に載っていた一枚の写真に魅せられた。
海に面したプールにたたずむ女性の写真。蒼い空と海が綺麗な写真だ。
そしてその写真を切り取って日記帳に挟んでおいた。
実現したのはそれから４−5年後、マイアミのリゾート地、サウスビーチをたずねたときのこと。日記帳に挟んだ写真のことなど忘れていたのに、サウスビーチのそのホテルから、プール越しにカリブ海を見た時、思わずハッとした。
切り取って持っていた、あの写真にそっくりだったからだ。
しかもそのマンション（サウスビーチの「ワン・ホテル」の中のリゾートマンション）は売りに出ていて、その場で買うことができた。
あの写真の風景が自分のものになったのだ。
そして今、エジプトに出張で来ていて、不思議なことに同じような風景に出会った。アレキサンドリアのフォーシーズンズ ホテルだ。
プールの向こうに広がる、蒼い地中海。
スクーンカップ の代表者として、フェムテックの「スクーンカップ 」をエジプトに広めるということで、政府からの援助があった。
エジプト政府もサステナブルやフェムテック運動に加担しているため。
この高級ホテルの長期滞在も優遇された。
なんてラッキーなことだろう。
想えば、夢は叶うというのは本当だったのだろうか。
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