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結び紐と人間の体の関係

紐を結ぶだけで、人間の身体に妙な力が流れ出すという「マンサンダル」。この話しを友人から聞いて思い出したのは、武術家の甲野善紀氏の著書にあった、身体に紐を巻くと尋常ならぬ力が出る、ということだった。

ただ丸紐を身体に巻くだけで、普段よりも強い力が出せたり、動きがスムーズになったり、身体の痛みが和らいだり、誰でもすぐに効果を実感することができるという。

不思議なことに、「紐を緩く巻く」ことが大切で、ギュッときつく巻くと、紐を巻いていないときと同じように力を発揮できなくなる。

さらに紐の形も大切で、平打ちの紐ではなぜかほとんど効果は表れず、これもまた一人の例外もなく、丸紐か、丸紐を鎖編みした紐でなければ効果がないのだと書いてあった。

マンサンダルにも同じような理屈が通じるのかもしれない。
この紐でできたサンダルを履くと、足が軽くなり、いくら歩いても疲れないと、友人は言う。

ここでは自分の覚書として、その方法を紹介する。


右足



左足

それにしても人間の身体とは摩訶不思議なものだ。
これだけ化学や医学が進んだ世の中でも、うまく説明のできないことがたくさんある。

人が無意識でいても、体は、しっかりと感知するべきものを感知している。そこで調子が良くなったり、悪くなったりするのだ。

心身一如という言葉があるが、心の持ち方が身体を変え、そして身体の使い方が心を変えていくということは、本当に不思議なものだと思う。



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