カフェポッドと紙コップの身体への影響
カフェポッドとは、1杯分のコーヒーの粉を最適な挽き具合と詰め具合でフィルターペーパーに閉じ込めたもの。カフェ・ポッドに対応したマシン等を使って抽出する。
有名なところとしてネスプレッソやイタリアのイッリカッフェやがあるけれど、使用済みのプラスティック容器の環境へのインパクトもさることながら、コーヒーを入れるときに容器から流れ出すマイクロプラスティックの身体への影響が懸念されている。
ごく微量のマイクロプラスティックも、積もり積もればエストロゲンに少なからず影響を与えるという説があり、プラスティックフリーのカフェポッドが勧められる。
さらにコンビニやコーヒーショップで飲み物をテイクアウトした時や、公共施設の休憩スペースに設置されているドリンクコーナーなど、使い捨て紙コップは日常生活の至る所で使われている。そんな紙コップに注いだ熱湯を分析した研究により、紙コップでコーヒーやお茶を飲むと大量のマイクロプラスチックが飲料に溶け出すことが判明した。
これらの環境への影響として、海洋汚染の他、大気中への飛散が確認されており、人間の大便・胎盤・血液などからも発見されている。
カフェポッドを使うなら、使い捨てのプラスティック容器のものではなく、ステンレス製の何度も使えるポッドを使用し、紙コップではなく磁器のコーヒーカップで飲むことが無難であると言える。
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