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受験にとらわれない物理の勉強法

こんにちは!Science Tutorial です!

受験勉強で物理を選んでいる人の多くが公式を暗記して、出てくる問題に対して「どの公式を当てはめればよいのかわからなくて」と質問をしてきます。

このような習い方していては物理を好きになる人なんてそうそう現れないでしょう。

なぜなら物理とは公式暗記をするための学問ではないし、暗記では到底たどり着けない理解にこそその面白さがあるからです。

ではどうやったら暗記一辺倒の物理の学習から抜け出せるでしょうか?

まず重要なことは一番最初の原理と定理の区別をつけることです。
原理はさすが覚えるしかありませんが、根本ということだけあってかなり覚えやすい形をしています。

その原理から定理を自分で導き出す練習をしてみるのです。例えば運動方程式からエネルギー保存則を導き出せばエネルギー保存則を丸暗記しなくたって、運動方程式の積分形ということがわかっているはずですから、結果も「暗記している」のではなく、「自分の中で当たり前になっている」はずです。こういうことの繰り返しが大事なのです。

他には受験テクニックにも使えたりしますが、次元を意識することでしょう。 
物理では同次元の物でしか和は取れません(とっても物理的な意味がなくなる)し、欲しいデータの次元と一致しているかどうかは問題の解答が間違っていないかどうかの重要な指標になります。単位系を注意深く観察し、どの単位がMKSA単位系ではどのように表せるのかを知っておくことは重要でしょう。

次に問題を解き終わった後の考察です。物理の問題というのは基本的に何かの実験に対して理論上はどのような挙動を示すかを問われます。これに対して答えが出たのであれば考察するべきでしょう。例えばサイクロトロンの電子が一周するのにかかる時間に半径が寄与していないことや、台と物体の問題で台の質量を∞に飛ばすと台が固定されているのと一緒であることなどがあげられます。

最後にしっかり自分のノートに式変形を書くことです。テキストにあるしわかるからいいやといっていてはいつまでも理解できません。

また、オススメはかなり初歩的な大学学部一年次に使うようなテキストがお勧めです。これは受験生にもです。

これらを少しづつ積み重ねることでしか手に入れられない力があります。私もまだまだ理解が足りていない修行の身ですが頑張って物理を少しずつでも修めていきたい所存です。

近いうちにお勧め参考書などもまとめますのでご期待下さい。

今回の記事は以上になります。
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