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「覚える」と「習得する」の違い

勉強をするときに
本を読んだり
ブログを見たりして
そのあと何もしていない人いませんか?

勿体ないです!
それは一時的に覚えただけで、知識を習得はできていません。

言葉の意味を僕はこう解釈します。

覚える:インプット。知識を理解すること。
習得する:アウトプット。知識を活用できる状態にすること。

そもそも何かを勉強するのは、その知識をどこかで活用するためですよね?
本やブログを見ると勉強している感じがして満足しやすいですが、
本当に大切なのは覚えるための勉強ではなく習得するための勉強なのです。
アウトプットできる情報量が、営業マンの価値といっても過言ではないと思います。

今日は習得するために必要な勉強方法について解説します!


習得のために必要な勉強方法は
インプットに2つの手順を加えるだけです。

それが、復習と発信です。


まず、復習について。

よく学校で先生に「帰って復習しておけよー」って言われませんでしたか?
(ちなみに僕は一切しないタイプでしたw)
でも、あれはとても理にかなっています。

学校って、1日5時間も新しい知識をインプットしているんです。
しかも週5で。今思うとすごい詰め込み方ですよね。

もちろんそんな膨大な知識を人が一度聞いただけで覚えきれるわけがないので、
先生の「復習しておけよー」は、遊んでないで勉強しろよって言いたいのではなく、
知識をしっかりと定着させるために最も効率的な復習をさせたいのです。
今になって、学校の先生の言っていることがちょっとわかりましたw


次に、発信です。

簡単に言うと、学んだことを自分の言葉で誰かに伝えるってことです。

例えば、
クリティカルシンキングの説明をするときに

批判的思考(ひはんてきしこう)またクリティカル・シンキングとは、あらゆる物事の問題を特定して、適切に分析することによって最適解に辿り着くための思考方法である(wiki参照)

これを自分の言葉でほかの人に伝えるとなったら

「こうだよ!」って言われたことを鵜呑みにしないで
本当にそうなのか?って一回考えて
一番正しい答えを探す考え方だよ。

と伝えます。


他の人に伝えるとなると自分の言葉にかみ砕きますよね?
これが重要なんです。
学んだ知識を自分の言葉にまとめている瞬間が
教科書の知識から、活用できる知識に変わるタイミングなのです。


なので、復習と発信。大切さはわかりましたね?


では、この2つをデータを用いて具体的に説明します。
こんなデータがあります。

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この記事から読み解けることは2つあります。

①知識は1時間で半分忘れ、24時間後には3/4忘れる
②1日以上覚えていた知識は、ほとんどが1か月以上覚えられる

1日以上覚えられるインプットしたら
知識の定着ができるってことですね。

図を見るからに
願わくば学んだ瞬間に復習と発信をすべきですが、
現実いろいろ忙しかったりしてそうはいかないと思います。
復習時間が取れなかったり、話す人がいなかったりしますよね。
必ず20分以内に復習と発信
必ず1時間以内に復習と発信
無理ですよね。

なので現実的にできそうな速さ かつ 効果が期待できるタイミングとして
必ず24時間以内に復習と発信を行うというのがおすすめです。

これを習慣づけている人とそうではない人では
活用できる情報量にかなりの差が出ます。

さらにこんな効果も。
新しい商品を初めてお客さんに提案するときってちょっと緊張しませんか?
でも2回目からちょっと楽に提案できますよね?
1回目と2回目はぜんぜん違うんです。
復習してすぐに誰かに話せておけば、
お客さんの前で話すのが2回目以降になるので、
最初から緊張もしないで話せるんです。

ちなみに僕は本を読んだら必ず要約をして課員に見せてますし
youtubeで良い動画を見たらツイッターでレビューしてます。
あとは、お客さんや会社に人に積極的に話しますね。
このブログも1記事書くために結構な時間をかけて
知識を自分の言葉にかみ砕いて表現しているので、
とても習得に役立っていると思います。


正しい勉強法で、効率的に学ぼうの会でした。

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