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【未来把握】僕らの老後が危ないことを今から理解して動こう

僕を含め、この記事を見てくれた人のほとんどが、今後日本で生きていくことになると思います。

今日はそんな人のために、今僕らが生きる日本の現状を事実を整理して把握しようというものです。

決して明るくない話しが多いですが、これを意識しないで過ごすのとそうでないのでは、大きな差が生まれると思っています。

参考にしていただければ幸いです。


結論から言うと、僕らの将来は国も企業も助けてはくれません。自分で何とかしないといけません。


以前、2000万円問題というものがあったのを覚えているでしょうか?

金融庁が発表したもの。年金だけでは老後を過ごすことはできない。定年までに2000万円を貯めていなければ生活が厳しいと断言したもの

2000万円を定年までに貯めなければ、まともな生活ができないかもしれないというのが今の日本です。今日はこれが普通にしていたら無理ゲーだということを解説していきます。


ではまず、なぜ国も企業も助けてくれないのかについてです。

これは単純ですが、助けられないからです。

国は企業に対して定年雇用努力を義務付けました。働ける人は少しでも長く働いて、自分でなんとか生きてもらうためです。要するに国は国民の面倒を企業にも見てもらおうとしているのです。

では、企業側です。日本一の売上を誇る企業、トヨタ自動車の社長が宣言をしました。「終身雇用は難しい」と。波紋もあったそうですが、日本の現状を考えればそりゃそうですよね。

さぁ、どうでしょうか?国は企業助けて ⇒ 企業はそれは難しい という状態です。誰も助けてくれません。自分で何とかするしかないですよね?


こんな自分で稼がなきゃいけない僕らへ、さらに向かい風が3つ起きています。


①少子高齢化の2つの恐怖

少子高齢化社会には2つの恐怖があります。

一つ目は税金です。僕ら労働人口(15~64歳の労働者)は税金で老人を支えています。以前は労働人口が多かったから例えるなら騎馬戦の騎馬のような状態でしたが、今は労働人口が減って老人が激増しているため、肩車のような状態です。若者一人が一人の老人を支えるような状態になるかもしれません。30万稼いだら半分は老人に取られるという状態です。

二つ目は経済です。市場は人の消費により動きます。老人って車や家を買わないですよね?旅行行かですよね?大きな消費が起きないんです。ということは消費が起きない=企業が潤わない=労働者の給料が上がらない ということです。

②AIの台頭

AIは確実に人の仕事を奪います。これを甘くとらえている人が多い気がします。

産業革命時代にはた織機が誕生し、工場内の従業員の大量リストラが発生したというのは社会で習ったと思います。これは昔に起きた関係のない話ではありません。技術の進歩で人が切り捨てられた事例なのです。これは僕らにとても関係のある話です。

みずほ銀行は業務の自動化により2万人のリストラを公表しました。「黒字リストラ」という言葉が流行っているように、今業績の良い大手企業の人員整理はすでに始まっているのです。景気の良いうちにコンパクトな経営にしちゃおうという流れですかね。


まとめますね。

老人が多いから税金が増える
市場が冷え込んで給料が上がらない
リストラされるリスクが増える

こんな中で65歳までに2000万円貯めるのって現実的でしょうか?

毎日酒飲んでスマホでゲームしている人が、リストラもされず給料を上げ続け、税金を多くとられても貯金2000万円残せるでしょうか?努力しない人にとっては無理ゲーですね。

この事実に絶望して諦めろと言いたいのではありません。

未来を明るくできるのは自分だけです。この事実を受け止めて、努力をやめずに自己研鑽することが唯一の生き残る術だと思います。何をしたら生き残れるかはわかりません。でも、何もしない人が生き残れないのは事実だと思います。自分で考えて動ける人が生き残ります。

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