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【『Schoo for Business』活用のヒント】株式会社ATホールディングス様 〜「忙しい」社員の学びを後押しSchoo受講率を上げる、巻き込み術〜
株式会社Schooがお届けするこのnoteでは、法人向けオンライン研修プラン『Schoo for Business』(以下「Schoo」)を効果的に活用いただくための方法や具体的な事例をご紹介しています。
今回は、群馬県で産業廃棄物事業会社5社をATグループという形で束ねる株式会社ATホールディングス様(以下、ATホールディングス様)のSchoo導入事例をご紹介していきたいと思います。
人を大切にする経営を実践し、東日本を中心に廃棄物の収集運搬・中間処理・最終処分の一貫体制を保有するATホールディングス様。社会の変化とともに次世代の後継者育成の変革期を迎えているといいます。
【導入までの背景】高い技術を次世代に繋ぐ、後継者育成に取り組む
廃棄物業界は営業、事務・経理、収集運搬を行うドライバー、処理作業を行う作業員と様々なプロフェッショナルが集まり仕事を行います。専門性の高さや一瞬の油断が大きな事故に繋がる環境などから、慢性的な人手不足が悩みです。
また、現場や営業先など、様々な場所で勤務をするため、パソコンに向き合う時間もほとんどないことも多く、情報のインプット機会が難しい環境でもあります。
業界独自の管理伝票などを用いるなどまだまだ「紙」文化で、「習うより慣れろ」という側面が多い業界です。
ATホールディングス様は、これまでも業界の中で先進的な取り組みをグループ内で実施していましたが、社長の堀切様は「会社の10年、15年後のためには今から社員教育に力を入れ、リーダー社員を中心に経営層候補の育成をしていく必要がある。」と考えていました。
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【導入の決め手】
事務所外で勤務する社員が多い中、オンライン学習ツールの導入はハードルが高く、いかに社員が「馴染みやすいか」という観点で比較検討されておりました。
その中でも、Schooをお選びいただいた理由は以下3つのポイントです。
・講座数と多種多様なジャンル
・抵抗感の低いインターフェイス
・価格
(8000本動画が見放題)
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【利用方法】
■導入方法:導入初期はグループ各社のリーダー層を対象に、月に最低2コマ必ず受講することとし、授業選定は「自分が好きなものを選択可能」にして”楽しく視聴”する取り組み。
■目的
・興味・関心を起点に「自ら学ぶ力」をつけること。
・業界以外の知識をインプットする機会を得て、従業員に新しい刺激を与えること。
■工夫
①社員に対して丁寧に情報を落とし込む
②一人一人の疑問をクリアにする
③学びのハードルを下げる
④学びのアウトプット機会を作る(グループのリーダー達のオンライン交流の場「リーダーKIZUNAキャンプ」にて実施)
【工夫①】社員に対して丁寧に情報を落とし込む。
KIZUNAキャンプ内の自己理解・自己成長プログラム実施と合わせて、学習ツールとしてSchooを導入する際に、人事担当松本様・社長堀切様は現場社員に対して、目的・意味・ゴールの共有をオフライン、オンライン両方で丁寧に説明・現場に落とし込むことを徹底したと話してくださいました。
文章だけ送って「読んでおいて」と指示をした場合は以下のような問題が想定されます。
それは、
①相手の理解力に合わせて対応ができないこと
②受け手が自分ごとだと思いづらいこと
です。
これらを解消するために時には現場へ足を運び
不安や疑問がないかをしっかり確認
「取り組みに関しての情報を事前に送ったんですけど、どうですか分かりますか?何か不明点はありますか?」など直接声かけも行うほど丁寧に現場への浸透を試みました。
「もう地道に声かけを行いましたね!」と人事担当者松本様は笑顔で答えてくださいました。
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自己理解・自己成長プログラムの実施とSchoo利用開始日には、半年間のスケジュールと「受ける人には積極的に参加してほしい」ということを堀切社長のメッセージとともに伝えたとのことです。
【工夫②】一人一人の疑問をクリアにする
・Schooって一体何やるの?
・説明はされても、本当にできるかが不安。
・パソコンとか全然分からないです。
上記のような不安の声はもちろんありました。
人事担当の松本様は「ネガティブな意見を聞いた時は、徹底的に1対1で説明し、疑問点をクリアにする。」ことを行いました。
また頂いた質問回答は、リーダーチャットに共有し、同じ境遇で悩んでいる方にもチャットをみて解決できるように文章で残す活動も怠らなかったとのことです。
【工夫③】学びのハードルを下げる
ATホールディングス様は最初Schooを【必須研修】でスタートしましたが、受講させる条件も工夫されておりました。
必須研修 月2コマ
✔️授業の選択は「自分が好きなもの」
✔️レポート機能もTwitterのように箇条書きで提出可
今までオンライン学習をしなかった方々のハードルは“継続すること”だと考え、とにかく「受講ハードルを下げること」と「レポート提出の気軽さ」この2つを重視し学習スタート。
学習の入り口は “義務”ではなく“興味”から始まり前向きに学習に触れていく文化を醸成したいと考えてのことでした。
学習レポートも「Twitter感覚」で気軽に提出してもらえるように人事担当松本様自身が箇条書きの例文を作成し、お手本として利用者側へ提供したそうです。
利用者側へは工夫が功を奏したのか、抵抗感なく取り組んでくれるようになり、中には、「この前、西洋音楽歴史とかの講義見ていて、これ面白かったよ」や「これは仕事に使える」など何気ない雑談からSchooの話題が出てくるようになりました。
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【工夫④】学びのアウトプット機会を作る
ATホールディングス様では、各グループのリーダー達のオンライン交流の場「リーダーKIZUNAキャンプ」が存在します。
KIZUNAキャンプにて自己理解・自己成長のプログラムを実施する中の懇親会で、「Schooの授業で面白かったもの」の共有を行っています。
「この授業面白かったですよ」など学習したことを、他人に話す、共有することで「学びの輪」を少しづつ広げられているとのことです。
全員が集まる場で、強制的とは感じられない形で、自然と「学習したこと」が話題に上がるような状況、小さな成功を他人に話す機会を積み重ねることによって徐々に「学習習慣」の醸成ができてきているとのことです。
【掛け合わせの活用】
自己理解・自己成長のプログラムのゴールとして「仕事を中心とした人生の目標」というマンダラチャート作り上げる中で、自身の能力・知識向上のために「Schooによる継続学習」を具体行動の一つとしてあげる社員が非常に多く、Schooがしっかりと浸透している形となりました。
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【Schoo活用の成果】「学びの風土」が生まれて日報にも変化が
自己理解・自己成長のプログラムは非常にポジティブな反応で終わり、現場で働く社員全員がSchooのレポートを月に2回提出することもできて、Schooを活用後、社内の風土も少しづつ変化が見えてきました。
✔️Schooをきっかけに「学習を継続する癖」をつけることができた。
✔️業界外の知識に触れることによって、新しい考え、知識に触れることができた。
✔️「Schoo」がリーダーたちの間で共通言語になり、リーダー以外もSchooに興味を持ち、学習し始めた
また、各グループの営業が全グループに公開をする日報にも、Schooの学びを活かしてみたという内容も上がってきており、「学びの風土」が徐々に職場にも浸透し始めています。
【今後のチャレンジ】
引き続き、Schooの学習を続ける中で、1本は経営陣から指定の授業にし、リーダー全員で同時に閲覧をし、意見を交わし合い学びの相乗効果を生み出そうと考えているそうです。
ATホールディングス様が大切にしているのは、凄まじいスピードで変化していく環境に置かれても自ら学習し、社員や社員の家族のために自身を磨き上げていく文化を根付かせていくこと。
そして、「インプットだけではなく、アウトプットから実践に繋げること」を大切に、引き続き社員の教育に取り組んでいかれるとのことです。
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Schooの運用にお困りの担当者様の参考になれば幸いです。
■『Schoo for Business』について
▼オンライン学習サービス調査で4部門1位を獲得
▼経済産業省後援「HRテクノロジー大賞」で「ラーニングサービス部門 優秀賞」を受賞
▼詳しくはこちらのサービスサイトをご参照ください。
■株式会社Schooについて
「今学びたい学習コンテンツに出会える」をコアバリューとし、社会人向け学習動画を約7,500本提供。ビジネスマナーやスキル、営業・プログラミング・デザインの実務スキルについてオンライン動画にて持続的な学習環境を提供することで導入企業は累計2,900社を突破。学習動画を元にした研修カリキュラムの提供やレポート提出、利用者の学習時間・学習傾向から興味のある分野を分析可能。オンライン集合学習機能も搭載。自発型学習による社員一人ひとりの潜在した可能性との出逢い、成長の機会の提供に役立てられている。