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失敗した時が成長のチャンス(心の自己成長)

注意~心の歪みを持つ人に向けた内容なので、多くの方は参考になりません。

誰でも失敗はありますが、その時にどう考えるか?
とっさに思い浮かぶ自動思考としばらくたってからの感情の心の動き方を、客観的に自己分析することが自己成長に繋がります。

悪い思考


1,「自分はこんな人間ではない、他人からそう思われたくない」が優先してしまう。

2,失敗の言い逃れを先に考えてしまう。自己責任の転嫁で心をごまかし、気持ちを楽にする。環境や他人の所為だと思えるものを探したり(見つからない場合は妄想で悪者を作り上げてしまう)、自己都合で「うつ」の症状なんだと自己陶酔してしまう。

3,迷惑をかけてしまった相手に対する思い入れと自己弁護が強すぎて、必要以上に自己反省を強調し、許してほしいアピールをすることで気持ちを楽にする。 
 

原因について


 自分が考えているより他人はそれほど大きな失敗とだと思っていない場合が多いものです。
にもかかわらず失敗したことが辛いと思う原因は、自己保身の心理が強く働くためかもしれません。
(もちろん、他人に迷惑をかけたが自分が許せないと感じる人もありますが、ここでは非該当者とします)

考えられる「だめ」の原因
・歪んだ自己愛の強さと自意識過剰(ナルシスト) 

・劣等感の裏返しで根拠のない自信過剰

・他人の気持ちを勝手に解釈する自己中心性

・人からよく見られたい八方美人

・高い能力があると勘違いしている低能力者(ダニング・クルーガー効果)

・自己理解や他己理解に必要な純粋さの欠如

・素直に自分の責任を受け止めることのできる大人に成長できていない。
(エリクソンの発達段階・・・)
 


自分のための対処法


ひどく困った顔をしながら、「自分の失敗を一人で自己解決して小さく事を修めたい、なんとなく誤魔化したい」と無駄に右往左往することは、周りの人をますます困らせることになります。

他者に相談する場合でも、上記に記したような屈折した未熟な思考性を排除してから、素直な気持ちで相談する必要があります。

対処法として、他人を信頼しその声を聞き入れる素直さを身に着けることです。
まずは「いつも感じが良くて、みんなから好かれているあの人だったらこんな場合どう対処するだろう」と考え、その人の真似をすることから始めてみるのはどうだろう。
演技をするのではなく心から。

★書いてみることが有効
1,失敗した時の状況を勇気をもって振り返り、その原因を箇条書きにしてみる。
2,失敗した後の自分の取った態度や行動、正直な気持ちを書いてみる。

3,もしその失敗を他人がしていたとしたら、素直にその人の気持ちになれただろうか。自分はどんな声掛けをしてしてあげただろうか。

最後に


失敗することは、勇気をもって素直さ・純粋さを身に着け、正しい自己分析ができるようになるチャンスです。
自己理解を深めることは成長に繋がり、成長が幸福感を得る最も重要な要素の一つだと言われています。(幸福論)


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