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歩行者にも反則金の時代が来そう

自転車の交通違反に反則金が課せられることになったそうだ
集めた交通反則金は国庫とかいうやつになって
信号やら交通施設の整備に当てられると聞いたことがある

それだけ聞くと「理にかなった使い方」と思うけど
本来は他の税金で整備されていた設備が反則金で肩代わりしたわけで
それによって浮いた他の税金は他の用途に使えるのだから
結局は、反則金収入は税金収入の代わりになる、ということだ

んで、例えば消費税を上げるとか政府が言いだしたら
大反発を食らうのは必至で
「所得のない年寄りからもこれ以上に税金を取るのか!」
「昔、与那国島で行われていた人頭税と同じじゃないか!」
ということになる

だけど、交通違反の反則金は
「違反した人が悪いからしょうがないよね」
ということになって丸く収まる

自転車は乗り物というよりは生活に身近な道具であって
事故はもちろん起きるが、そこに目くじら立てる必要はなさそうに思われる
(私も自転車の単独事故で大怪我した経験あり)

もちろん、交通事故が減ることは絶対的にいいことだし
中にはバイクと同等の速度が出る自転車もあるだろう
しかし、自転車の立ち位置を考えると
「事故防止と同時に、「お金」が稼げたら一石二鳥だよね」
というのが政府の本心なようにみえちゃうわけだ

んで、そうなると次に狙われるのは「歩行者」
自転車の反則金が定着した数年後には
歩行者の反則金が徴収されるようになるだろう
というのが私の見方です