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scent の コレカラ

こんにちは。
軽く

自己紹介

させてください。

東京の端っこにある古い街並みの下町で
8坪以下のカフェを経営しています。
アカリです。

26歳で自己資金にて開業し、
1店舗目の立地を大胆に※失敗した
カフェオーナーの
パワープレイ赤裸々記録となっています。

飲食店を個人経営している方は勿論、
これからカフェ開業を考えている方、
はたまた全て経験したことのみを赤裸々にリアルタイムで記録していくので
”生きたコンテンツ”としてただただ楽しんで見ていただけたら幸いです。

お店のインスタグラムアカウントは、
ホームから飛べますので
ぜひ覗いてみてくださいね。


※お店のターゲット層がいないエリアに出店してしまったという意味


ちょっと自慢させて


ここで一つご報告したいことがあります。

なんとお店が
1月29日放送のTBSの「ラヴィット!」に紹介していただきました。


お店を初めて一年半でTBSに取材して頂けるなんて、
本当に運がよかったなと思います。
これまで頑張って来て良かった・・・とお店を開いて初めて
感じることができたので、感謝しています。





もう絶対に二度と失敗したくない立地

今日はお店の今後の意向について
少々お話していけたらなと考えています。


先にお伝えすると、
今現在あるscentのブランドは
今後無くなります。

2022年7月にはじめた「scent」
その当時の私の全てを反映したお店。

何も持たざる者が、
知り合いも一人もいない場所で一人で
”ゼロ”からはじめたお店です。


はじめた当初を覚えてくださっているお客様は
何人いらっしゃるのだろう・・・
最初を知ってくださるお客様いらっしゃいましたら
ぜひコメントください・・・!


はじめた頃は本気で”コーヒースタンド的”
「コーヒー屋さん」としてやっていけると
思っていて焼き菓子は
パウンドケーキだけでしたよね・・・懐かしい

コーヒースタンドとは、個人オーナーが立ち飲みやテイクアウトなどを中心にコーヒーを販売する経営業態のことです。 コーヒーキオスクと呼ばれることもあるようです。 キオスクでイメージできるかもしれませんが、非常に小規模でミニマムな店舗スペースでコーヒーを提供してくれます。

google


横浜のスターバックスから始まり、
渋谷、代官山、海老名・・・

何もしなくても
人が集まってる場所でしか
働いた経験がないことが
大きな落とし穴として、
仇となってしまいました……

いくらバリスタとして修行を積んだから、
接客業に携わって来たから・・・

全てが全くもって関係ありませんでした。
学ばなくてはならない事しかありませんでした。


改善メモ✍️

(あくまで自店との相性分析の話です)

住宅街→ビジネス街のが断然良い
高齢者や若いファミリー層多い→高齢者の方々や子供連れの方、お母さんたちがゆっくり使うにはスタンドは相性悪すぎる。駅から離れていても広くて、ゆっくり座れるお店作りなら良いかもしれません。
私のやりたいスタイルのお店では、サクッとお店を利用してくれる学生やサラリーマンが沢山いる立地のがうちのお店は断然相性良い。

その他にも物価が安い、
古い商店街メイン、
各駅しか止まらない・・・
あげたらキリがありません。

私が理想とするサードウェーブのコーヒースタンドを開くには
あまりにも条件が悪すぎました。

こんな立地環境にも関わらず、家賃は15万円。
一杯500〜600円のコーヒーを一日何杯売れば良い?

勘の良い皆様はお気づきでしょう。
そりゃあもう二度と思い出したくないとんでもない日々でした。

同時に市場調査は本当に一番大事と身を持って知りました。
ただ乗降者数が多くたって意味ないこともあるのです。
東京だから安心なんて浅はかな考えはいますぐに捨てるべきなんです。


1日2日だけではなく、少なくとも1週間。
お店の周りや、歩いてる人々の観察、流行っているお店はどんなお店なのか。テナントの家賃相場は?賃貸の相場は?近くの大きい駅と家賃の差はあるのか。あるならどれくらいか、もしかしたら変わらないのか。この街のメインのスーパーはどこか。安いのか。
地域のゴミ置き場のチェックも絶対に忘れずに!(その地域の治安がわかりやすく反映されるのがゴミ置き場でしょう)


そしてそんな信じられないほどの絶望の中、
私は二択を迫られることとなりました。

雑色のニーズに合わせお店を変えていくか、
自分のやりたいこと、信じているものを貫いて一から集客していくか。

どちらを選んだかは今のお店をみていただければわかるかと思います。

「らしくないお店だね」


今となっては最高の褒め言葉です。


そして現在、
有名インフルエンサーコラボや、
テレビ出演を機に
ますますお店の認知が広がりつつあります。
明日にでも潰れておかしくないお店だった一年前のころには
想像できなかった景色の中にいます。


あの頃全員が無理だと言ったことが実現してきているところです。


前置きが長くなってしまいました・・・
(すーぐ熱くなる)


取り急ぎご報告


実は去年の3月ごろから温めていたことが
ようやく動きそうなんです。


それは・・・


「自社のコーヒーブランドを持つこと」


(やっと・・・やっと言えた・・・!)


きっと私の体内の水分は8割コーヒー。
どんな時も変わらずに愛してやまないコーヒー。
とにかくコーヒーが大好きだし、
私の日常です。


この一年半、
何度も何度も馬鹿馬鹿しくなったし
来る日も来る日もやめたかった日々でした
って言うのが本音です




正直今の私ではお店の全てを
1人で守っていくには
心も体も限界でした


雑色でお店をやる前の

「自分ならできる!」

っていうキラキラ(メラメラ?)した
炎みたいなものが
日に日に疲れ果てて弱って吸い取られて
あと一息で消えてしまう。
そんなところまで
何度も何度もいっています




その度に、
この目標を夢を
目に見えて形にするまでは
結果に出すまでは
絶対にやめない!
雑色から出るのはその後だ!
形にさえすれば二度とここに来なくてええ!
やったれ!
(病みすぎ笑)
と、自分に言い聞かせながら
何とか乗り越えて前に進んできました。


オープンしてからのこの一年半
オーナー自ら店頭に立ち続け、
お客さんとコミュニケーションをとりながら
コーヒーラバーたちが
どんなコーヒーを欲していて
何に感動するか。
どんなコーヒーシーンを過ごしているのか。
そんな会話をしてきました。

飲食店という枠を超え、
様々なライフスタイルやカルチャーと
溶け合っている、
「コーヒー」の可能性を今でも信じているし
もっと広げていきたい。
伝えられる人になりたい。

そんな私だからこそ作れる
コーヒーのブランドがあると
信じて確信しています。


だから今後はオープン当初の思いをもっと形に、
より一層コーヒーに力を入れていく
方向性へとお店共々シフトしていきます。


スイーツもただ可愛くて
写真に映えるものを
作りたいわけではありません。

(もしかしたら、そのために来てくれてたお客様層はもしかしたらもう使ってくれなくなってしまうけど、それでいいです。)



私たちにとって、
あくまでも主役は「コーヒー」なんです。

そんな何より大切で唯一無二のコーヒーを
より引き立ててくれる、
より楽しんでもらえる、


そんなペアリングスイーツを
また気持ち新たに
ご用意していく予定です。


今後は
今よりパワーアップし
新しく生まれ変わる私たちを
ぜひ楽しみにしていただければ嬉しいです。


取り急ぎご報告でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひコメントお待ちしております。













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