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ベルギー出身作家だけで埋め尽くされたアンソロジー!この国はビールだけではない!

凄い仕事ではないでしょうか?!

ベルギーの幻想作家の作品ばかりを集めたアンソロジー、「幻想の坩堝」

巻頭エッセイの『ベルギーの魔に魅せられて』というタイトルがすべてを物語る。そうですね、ベルギーには、何やら「魔的なもの」がありますよね。夜のブリュッセルの不穏で妖美なことといったら。

「ベルギーといえば、もちろんビール、、、ですが、他にも幻想文学がありますよね!」とピンと来る方にはピンとくる話。バンドデシネが好きな人も、「ベルギーの幻想」ときけばピンとくるものがあるかと。

思えばベルギーは、絵画の世界でブリューゲルやボッスを生んだ「幻視の国」

まだまだ日本で知られざる、特異な作家が眠っているかもしれない国として、これは俄然、注目のアンソロジーなのでした。

とうぜんベルギービールを傍らに準備してから、さあ読むぞ!




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