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大阪府下で居宅介護支援事業所3ヶ所、訪問介護事業所3ヶ所、通所介護事業所1ヶ所を運営す…

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大阪府下で居宅介護支援事業所3ヶ所、訪問介護事業所3ヶ所、通所介護事業所1ヶ所を運営する「有限会社ケアフリー」の経営者しています。https://www.carefree.co.jp/ 大阪介護福祉事業者協同組合の代表者です。 https://osakakaigo.com/

最近の記事

デイサービスは「子供の学校」?

この記事の中に次のような発言があった 小倉キャスターは「デイサービスって食堂に毛が生えたような談話室みたいなところでしょ?」と発言。「お年寄りがみんなで集まって歌を歌ったり折り紙したりとかしたりとか、そういう状況ですから。本当、子どもの学校と変わらないんですよ」 これを読んで、介護(デイサービス)に携わっている人、デイサービスに行っている人、その家族は不快に感じたのではないだろうか。 では、なぜこのようは発言が出てきたのだろうか。  デイサービスは朝、車が自宅に迎えに

    • 名古屋市がデイサービスに休業要請!

      遂にコロナウィルスの影響が介護業界に大きな波となってやってきました。名古屋市が市内二つの区にある126もデイサービスの事業所に7日から2週間の休業要請を出しました。 愛知県では57人がコロナウィルスの感染が確認されています。この中の33人が名古屋市内のスポーツクラブなどを利用していたそうです。さらに、15人が名古屋市のデイサービスの利用者や利用者との接触者だったようです。 これを受けての措置だったようで、名古屋市としては苦渋の決断だったでしょう。また、なんとしてもこれ以上

      • 訪問介護員がコロナウィルス感染

        訪問介護ヘルパーがコロナ感染というニュース。 いつかこういうニュースが出てくると思っていたが、遂にという思いだ。 介護業界でも各事業所において対策が検討されていると思うが、厚生労働省が発行している介護保険情報においては、通所介護サービスは事業所外で行ってもよいこと、また人員基準は柔軟な対応をすることが記載されている。有料老人ホームや、グループホームに対しては、「高齢者介護施設における 感染対策マニュアル」をしっかり読んで対策を。といった具合だ。 感染者が利用者、あるいは

        • バリアフリー展 2020 開催を延期

          https://www.tvoe.co.jp/bmk/news/detail/65/ 毎年大阪で4月に行われているバリアフリー展が今年はコロナウィルスの影響で延期されることになった。 毎年、福祉用具をはじめとした、高齢者や障害者に関わる見本市として多くの人を集めていた。 ここ最近はICT機器の取り扱うブースが多く私も興味深く見ていた。 またセミナーもたくさん開かれており興味深いセミナーはなるべく参加するようにしていたので、今回の延期の決定は残念だ。 コロナウィルスの影響が

        デイサービスは「子供の学校」?

          民間職業紹介からの介護職員採用 半年以内に4割離職

          この記事、衝撃ですよね。 言葉は悪いですが、介護業界が職業紹介事業者からいいカモにされている感じがします。 元データはここです。 問題のページはこれです。 介護職の採用を民間の職業紹介事業者を利用した場合の6ヶ月以内の離職率は38.5%、一方それ以外からの採用の場合の同離職率は25.6% 実に12.9%もの開きがある。 さらに、民間職業紹介事業者を利用した場合の採用にかかる費用は、こちら。 全国平均で50万円です。 50万円かけて採用しても半年で退職されてしまえ

          民間職業紹介からの介護職員採用 半年以内に4割離職

          介護に生産性は必要?

          介護に生産性向上はそぐわない? 2月19日に政府が行った、世代型社会保障検討会議の議題は、「介護サービスの生産性向上について」だった。 この会議で生産性向上についての議論を行ったところ様々な意見がネット上でも出てきている。 その多くは介護に生産性向上はそぐわないのではない意見だ。 ただ、中には生産性向上という言葉に対して抵抗している人も見受けられる。 介護における生産性向上とは、3人で行っていたことをを2人で行えるようになるとか、1時間かかっていた業務を45分で終わらす

          介護に生産性は必要?

          通所介護事業所向け実地指導セミナー

          大阪介護福祉事業者協同組合の主催で通所介護事業者向け実地指導対策セミナーを行いました。 西村栄一先生を招いてのセミナーで今回は昨年の8月に続いて2回目となります。 前回は特定事業所処遇改善加算が始まる前と言うことで大変多くの方に参加をいただけました。 当時公表されている情報を丁寧に先生が一つ一つ説明をしていただき、今後の事業所のあり方を含めて大きな話から算定のポイントといった細かい話までしていただきました。 今回は、通所事業所に限っての実地指導対策セミナーと言うこともあり、

          通所介護事業所向け実地指導セミナー

          処遇改善加算は基本単価に組み入れよ

          処遇改善加算と特定処遇改善加算についてはっきりと言いたいことがある。 この二つの介護報酬の基本単価に含めるべきだ。 これらの加算は介護職員の賃金が他の職種に比べて低いことと、介護業界が人材不足で悩んでいるためにその高い策として取り入れられた。 理由は下記の通りである。 1 処遇改善加算は90%事業所が算定している。 2 特定処遇改善加算は、去年9月の段階の調査で80%の事業所が算定を予定していた。 3 現在国は、事業所の作成する書類削減について取り組みを行っている。 4 

          処遇改善加算は基本単価に組み入れよ

          特別養護老人ホームの空床問題

          特養の空床問題について考えを述べたいと思います。 記事にも掲載されいるように特別養護老人ホームの50%以上に空床があると言うことだ。 この記事ではその要因として介護職員の確保ができていないので、利用者を受け入れることができないと書かれている。 それはその通りだと思うし特養で介護職員が十分に確保できていると胸を張って言える施設はかなり限定的だろう。 しかし、原因はこれだけではないと思う。 特養の利用者負担は、通常は介護保険の自己負担分及び居住費、食費となっている。 介護保険の

          特別養護老人ホームの空床問題

          神戸市の取り組み 訪問看護の二人対応

          今日は神戸市の訪問看護の安全対策についての記事をとりあげます。 神戸市が、高齢者の自宅に訪れる訪問看護師や介護士が暴力を振るわれることへの対策として、福祉事業者と警備会社の契約費用の一部を助成すると言う取り組みを行っているそうだ。 記事によると「訪問看護や介護は女性職員が1人で利用者宅を訪ねることが多い。密室性が高く目が行き届かないため」と言うことだ。 この取り組みは素晴らしいが私が驚いたのは、兵庫県が訪問看護師に対して暴力などの被害が想定される場合は独自に2人対応を行う

          神戸市の取り組み 訪問看護の二人対応

          社協の不正請求

          社協運営の居宅介護支援事業所での不正請求について今日は取り上げます。 ケアマネタイムスに取り上げられていた記事です。 北海道名寄市にある名寄市社会福祉協議会が運営する居宅介護支援事業所で2016年6月から2年間介護報酬2600万円を不正受給していたと言うことです。 この記事で私は2つの意味でびっくりしました。 1つは実地指導で指摘があったにもかかわらず、また指定取り消しが行われてもおかしくないケースであり当然監査が行われるべきケースであったにもかかわらず、市長が監査を実施

          社協の不正請求

          介護事業所の文書軽減

          介護事業所の文書負担の軽減について厚生労働省内で話し合いが行われているようだ。 ケアマネドットコムなどで取り上げているが、現在取り組まれているような内容では、まだまだ手ぬるいとしか言いようがない。 この取り組み自体は以前から行われており、指定時の書類の削減等が行われていた。 具体的には管理者等の経歴書についての提出は不要となっている。 その他にも細々とした書類は不要となっていたが、実際問題としては指定申請時のの書類なのであまり効果が無いように思える。 今、厚生労働省内での

          介護事業所の文書軽減

          訪問介護の人材集めについて

          今日は訪問介護員の有効求人倍率13倍について意見を述べたいと思う。 先日のニュースで訪問介護院の有効求人倍率が13倍だという記事が出ていたがこれについて思うところがある。 そもそも介護職員の求人倍率は3倍を超えており人手不足が深刻化している。 これに加え訪問介護に関しては13倍と言う事業者にとっては絶望を感じさせる数字になっている。 これの原因として大きく2つが考えられると思う。 1 賃金の問題。 2 仕事の中身の問題。 賃金の問題で言うと、訪問介護員は細切れの仕事

          訪問介護の人材集めについて

          介護事業所の倒産

          今日は介護事業所の倒産について取り上げようと思う。 1月16日CBニュースに取り上げられている記事で老人福祉事業の倒産が過去最大の96件、帝国データ調べと言う記事と1月8日こちらは東京商工リサーチが元のデータを提供しているどちらの記事も昨年100件程度の事業所が倒産したと言うことを伝えている。 記事にはその内訳も出ていて、訪問介護が58件デイサービス等が32件、有料老人ホームが11件その他が10件と言う所だ。 訪問介護事業所が半分以上占めておりよくわかる。 また事業規模で

          介護事業所の倒産

          介護事業所の求人倍率について

          今日は介護事業所の有効求人倍率が13.1倍まで上がっていると言うNHKニュースの記事を取り上げようと思います。 1月10日に出ている記事で介護業界全体の有効求人倍率は3.9倍これは全職種の平均倍率の1.4倍と比べると2倍以上の高さだ。 さらに驚くのは、ホームヘルパー等の訪問介護職の有効求人倍率が昨年度13.1倍だったと言うことだ。 この状況の中、いかに求職者にアプローチし、人材を確保するという難題に立ち向かわなければならない。 介護は小規模な事業所が多く、福利厚生で大企業

          介護事業所の求人倍率について

          通所介護事業所向け 実地指導対策セミナー

          通所介護事業所 管理者・リーダー向け お申し込みフォーム 突然やってくる実地指導!慌てず対処するために 日頃から押さえておきたいポイントを伝授! 運営基準の基礎から加算算定の具体的用件まで 押さえるべきポイントをきっちり指導します! 日時 令和2年2月20日木曜日    14時30分から16時30分(14時受付開始) 場所 クレオ大阪中央    大阪市天王寺区上汐5-6-25    http://www.creo-osaka.or.jp/chuou/index.html 講師

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