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あたらしいまいにちノート

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まいにちのあんなこと、こんなこと。
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#成長

週休3日のレポート①「未来を整えるために休む」

4月からテスト運用で週休3日で稼働している。僕も社員も。 これから採用で仲間が増えるので人数が整ったタイミングで正式稼働を目指し、テスト運用の中で気づいたことをレポートしていこうと思う。 大事なことなので太字で言うけど 「週休3日うらやましいですねー」と言われますが、必ずこの5年以内にデフォになるので今のうち対応できるようにトレーニングしとくべきですよ。 まじで。稼働日数が足りない!と出遅れるくらいだったら今のうちに週32時間の稼働時間で週40時間の稼働パフォーマンスを

大人も子供と同様の速度で成長している気がしない?

子供の成長は早い。この4月で1人は小6、もう1人は小4という事実に驚く。この前まで、あんな小さくてフヨフヨだったのに…。つい先日の投稿で独立して10年という内容を書いたが、僕にも子供達と同じ時間が流れている。果たして子供のように自分自身は成長しただろうか。 うん、成長したな。 そう思った。経営の「け」の字も知らなかったし、いつ食いっぱぐれるかわからない27歳の状態だった自分が社員を抱え、数字と睨めっこし、それと並走して10年以上前から作り続けているアイデアや戦略を研ぎ澄ま

ホットパンツおじさん1号2号の憧れる佇まい

仕事の帰り、電車に乗っていると同じ会社の同僚なのか、ちょっとくたびれて帰るサラリーマンが会話をしていた。二人とも疲れた顔をしており「毎日同じこと繰り返してる気がしてさ〜」とため息混じりに肩を落としていた。果たして何の仕事なのか答えもわからないまま僕は先に降りた。 家路に向かう交差点で赤信号を待つと、ズイッと僕の前にホットパンツを履いたおじさんが割り込んできた。もう異様である。足の毛は全剃りでツルッツルなのに髪型は白髪混じりのおじさんだ。その驚きの最中僕は「(二人目だ!)」と

アクセルではなく、ブレーキが上手い会社になろう

僕らの会社「Nue inc」の経済成長を止めよう。 今朝起きて、ふとそんな判断が生まれた。これは働きすぎて右ケツに吹き出物できたからかもしれないが、もっと根本的なことなのかもしれない。 経済成長というと複雑だが、受託メインの仕事でいくと年間売上と最終利益がどの程度かとにらめっこする。Nue incはガンガン成長中だし、毎週いろんな相談がくる。もうすでに稼働しているものでも見込みで目標の50%を超えている。1Q(3ヶ月/弊社は7,8,9月)の期間でこれだ。もう順調である。

次は誰のための10年か

人はどれだけ他者のために優しくなれるかが成長の鍵かもしれない。 子供が生まれたとき、人生の主役が自分から子供へと変わる感覚があった。 自分のために生きていた時間が、子供のために生きていく時間へ移り変わる。 僕らのような作る仕事の人たちは、それをきっかけにアウトプットの質が変わると先輩に教えてもらったことがある。体感して思うけど、作るものが圧倒的に優しくなった。 昨年思い立って社員が3人も増えた。たった1年でのことだ。 この時も子供ができた時と同じような感覚があった。それま

「誰に会いたいか/会いにいくか」を決めることが大切

今週だけで3つの講演会とワークショップがある。 地方、大学、企業とバラバラだけれど移動しながら仕事をして、現地でおしゃべりして、また仕事に戻る。 移動が多いと、ふとした瞬間に目が奪われる。 街はビルなんてない方が美しいとか、僕なんかの話に真剣に送られる眼差しとか、打ち上げでケラケラ笑い合う瞬間とか。全部美しいなと思う。 お呼びいただく機会も「良くなりたい」という人たちが集まっているので、いい空気だ。今向き合っているプロジェクトもそうだ。心のベクトルをいつも想像してるけど、

成長するのは《子供の特権》と、思ったお話

仕事がやっと落ち着いてきたので早めに家に帰れている。 帰ると元気のいい「おかえり〜」と子供達が降りてきて、息子は新しいヨーヨーの技を覚えた!と実演してみせる。すげー!かっけーじゃん!って僕も喜ぶ。次に娘がパパこれ見てーと最近描いた絵を見せてくれる。どんどん上手くなってる!動きがあっていい感じやね!というと、嬉しそうに笑顔をみせる。 出来ることが増えた嬉しそうな顔を見て、父ちゃんはいいなぁと思った。 自分も子供達に「こんなんできるようになった!」と言いたい。 シンプルにそんな

ぬえさん4人体制と新人に教えることの話

一つずつミッションを完了していく。 納品や展示の準備、遠方でのワークショップだったり、並走して引っ越しの準備にこんこん開業準備。9月にバタバタ終え、気がつけば10月も三日もたっている。明日のトークイベント(なんと100人越えの来場!!)を終えると直近でキャーキャーなる催しが落ち着く。 本日より、ぬえは木屋町スタジオを離れ、二条城南東の式阿弥町は、こんこんへ引っ越しを完了した。そして1日には超急だけど新卒が1人増えた。これで松倉含めて、ぬえさんは4人体制。この一年で3人増えた

デザインでも、WEBでも、プロダクトでもなく「実感」を納品する仕事

有形無形の様々を納品する仕事があるのがうちの会社。 無形なんなん?ってなるとコンセプトや裏側で走る戦略とか。 昨日、今日の出張では「実感」を納品しにいってる。 もちろんプロジェクトに関わる制作物は作っている。 オーダーの半分くらいが制作物であり、戦略だ。 残りの半分は、その地域の持続可能性を育てること。つまり、現地の人たちだけで出来事を作っていけるようにしていく必要があると判断した。 多くの仕事がオーダーされた依頼の期待に応える形で納品分を作っていく。 僕らの会社の場合、