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誰のためのものでもない日記

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#日記

人生初めての運用と運用益

年始にポケットを覗くと「24円」しか入っていなかった。
もちろん口座にはお金が入っている。引き落とせばいいだけなのだが年末年始は銀行も休むだろうということで諦めた。

私のお金遍歴で行くと大学生の頃はジリ貧生活、社会人5年目まではギリギリの生活、社会人10年目でやっと普通。独立してからは落ち着けるだけの貯金ができたくらいのスロースターターだ。もう同い年で貯金額がすごい人もたくさんいるし、人生上がっ

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2021年、生き方を定めた6つの出来事

2021年、生き方を定めた6つの出来事

noteがとてもおそろかになっていた…365日投稿やラジオ100本収録などなどいろいろとチャレンジしてきて、いわばとっ散らかって発信をしてきたわけですが、もうそろそろ落ち着きたまえと冷静に年末年始を過ごしました。

少しばかりnoteを離れている間にいろいろと学んだことがあります。
それを今日はぐだぐだと報告も兼ねて書き連ねて行こうと思います。

週休3日制度の定着とその効果昨年頭にテスト運用を開

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セカンドキャリア?の始め方

セカンドキャリア?の始め方

謎の新生活が始まるような何もない部屋でキャンプ用の椅子だけが一脚。トイレットペーパーと謎に牛乳石鹸だけを買って、何もない部屋にいる。
スタジオであるCONCONとは別にもう一部屋借りた。数ヶ月前から考えていたことで内覧一発で決める。誰もいない部屋ならそれでいい。あとは考えるに適した場所であるかどうか。たったそれだけだ。

家では経理業務のデスクがメインであとは納品物の在庫などなど仕事部屋は書類で埋

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子育てが終わりつつある、38歳の人生設計

子育てが終わりつつある、38歳の人生設計

雑多なデスクを掃除したつもりがあれやこれやと文献を紐解いては重ねていくものでものの数時間で元の状態より酷いあり様が広がっている。記憶のストレージはとうに限界を超えていて、外部記憶のように様々な書籍につけたタグの記憶だけで情報を引っ張り出している。

仕事の緩急どころか、「緩」を失い「急」の先に到達するような日々を過ごしている。これが苦しいかというと全然違った風景が38歳にして広がっている。まるで新

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休むを計画的に考える

休むを計画的に考える

仕事では今日のタスク、今週のタスク、直近のマイルストーンや打ち合わせの設定などなど、かなり計画的にスケジュールを構築している。ふと、慌ただしく過ごしてるなか、「疲れたな」と感じることがあった。

いつもスッと出てくるコピー案出てこなかったり、些細なことではある。しかし体調の不調のような風邪引くかもの予兆に近いものを感じた。蓄積疲労みたいなものかと思う。コロナ突入してから、しっかり休んではいるものの

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365日ブログと100回ラジオを終えて…自分を育てるバカほどシンプルな方法

365日ブログと100回ラジオを終えて…自分を育てるバカほどシンプルな方法

9月3日の今日、ラジオの放送が100回目を超えた。一応、このシリーズは終了となる。

お休みの日に3本撮りしながら、気が向いて更新というような方法で2年間かかった。その前のnoteはどのくらいかかったのか思い出せない。スマホやPCで1日10分ほどブログを書いていた。なんだかんだすごい数の人に見られていた。ラジオは15-20分くらいの撮って出し。労力的には大差はなかった。

365日ブログの続きのラ

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自分を諦められるようになった夜

自分を諦められるようになった夜

なんやかんや最近あった。友達が39歳になり、僕は38歳。
もうこの仕事で出会った人たちは押し並べて年齢不詳なので冷静に年齢を見ると老けたなぁという感想しか出てこない。良い年の取り方は同窓会にいけばわかるといっていたが僕の同窓会は遠い遠い北海道。同窓会出るくらいなら台湾旅行行った方が安くつく状態で出席したことはない。

心の年齢は20代くらいなもので若々しい。体にガタが来る手前の年齢につきまだいける

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人はもっと曖昧な現象だったのかもしれない

人はもっと曖昧な現象だったのかもしれない

一人ボーッと布団で音楽を聴いている。強すぎた雨音を遮るように穏やかな音によりかかり、考え事をしている。世界とか、死とか、森とか、海とか、言葉とか、心とか。こう見えて全部仕事のことなのも驚くけれど、そんな言葉と思考の海を漂うお盆休み。

僕が生まれた北海道はただっぴろくて、コンビニまでは歩いて30分かかり、夜にはしまっている。本屋はなく、祖父の本棚からあさって獲物を選ぶか、難しすぎて断念して、ゲーム

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圧倒的な美しさの中に小さく生きてる

圧倒的な美しさの中に小さく生きてる

異常なほど晴れ渡った日本海を眺めて日影を探す。
このまま、ここに突っ立っていると命が削られていく。海へと出た撮影クルーを漁港から見送り、朝5時の海辺を歩く。もちろん日陰なんてなかった。

たっと数分前とも違った表情をする自然を眺めて、圧倒的な美しさの中に小さく生きてるのだなと思う。足元に転がる貝殻も到底僕には放つことのできない美しい輝きを示していた。

誰もいない早朝の浜辺でタバコに火をつけて海を

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たくさんのお母さんたち

実家を離れ、もう長い月日が経っている。
京都には僕が「お母さん」と呼べる人たちが何人かいる。全て飲み屋の女将さんだ。大人になると叱られなくなる。お母さんと呼ばれる存在は飲み屋で子供に戻ってしまう僕らを正しく叱ってくれる存在だ。

そんなお母さんたちも代替わりやコロナで店じまいと1人また1人と飲み屋街を離れていった。今、唯一残っている店名は伏せるが70歳を超えたお母さんの店にこっそり顔をだした。高齢

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11人の若者

11人の若者

15時を少し超えたあたり。zoomを開くと静かな教室に11人の若者がいた。静かな教室。数年前に大学の非常勤講師は辞めており、年に1、2度の特別講義だけを引き受けていたがイレギュラーで学生の質問に答える講義のゲストとしてzoomで登壇した。

学生たちのためになるなら、断らない。そう決めている。いい大人振りたいからでもなく、純粋に画面の向こうにいる学生たちの年齢の頃、多くの活かした大人たちが無償で僕

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大きな世界と小さき者

大きな世界と小さき者

車の窓を開けると心地よい風が車内に流れ込んできた。
森や畑は青々と茂っており生命にあふれた風景が広がる。
同じ風に吹かれて原っぱに風の足跡が見て取れる。

視線を前に戻すとタブレットにはプロジェクトメンバー。
助席でビデオ会議をしながら目的地へと向かう。

道中、プロジェクトパートナーと最近のあれこれを話す。
何度この道を往復したかね。行きは仕事の話で、帰りは人生の話が定番コースだ。
公私共に付き

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誰のためのものでもない日記

誰のためのものでもない日記

こんな暑いのに何故か風呂を沸かして熱々の湯船に浸かった。
音楽を聴きながら、揺れる湯船を眺めて「俺のAir Podsどこいったんだろう」と定期的に行方不明になるあの子のことを考えた。

ボサボサのまま更新した免許証と
翌日、美容室で足元に散らばる自分だったもの。
なんか禊みてぇだなと思いながら時計を見ると18時をさしている。
どうしても食いたいうどんがある。調べると18時半で終了だ。

高々と腕を

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