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【グルメ】「謝甜記」の「皮蛋痩肉粥」(横浜市)

かなり前に、中華料理の「皮蛋痩肉粥」というお粥について、以下の記事を書いた。私がこの、ピータンと豚肉の入ったお粥を溺愛しているという話だ。

今日は、横浜中華街の有名なお粥のお店「謝甜記」さんを訪問したときのお話。

とある土曜日の午後に、横浜で用事ができた。ふと、早起きして、横浜中華街で朝食でも取ろうかと考えた。

中華の朝食といえば、そう、お粥だ。

あっ、もしかして、私の大好きな「皮蛋痩肉粥」が食べられるかもしれない! 俄然、テンションが上がってきた。

そこで見つけたのが、「謝甜記」さんだった。

大人気の中華粥のお店で、いつも行列ができているらしい。そして、1号店と2号店が同じエリアにあるらしい。よし、どちらかに行ってみよう!

その日がやってきた。頑張って早起きして、中華街に朝8:30に到着した。

まずは、2号店に行ってみた。すると・・・既に、行列が!

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2号店のこの日の開店時間は、朝8:00だった。上の写真では見づらいが、左側の、店の前の人のかたまりのみならず、道の反対側の、写真の右奥のほうまで、長い長い行列が続いていた。

開店から30分でこれほどの行列ができるとは。待ち時間は、1時間以上になるのではないだろうか。

これは、まずい。「皮蛋痩肉粥」を最高のコンディションで味わうため、もちろん朝から何も食べていない。私の空腹はMAXだ。この行列に1時間も並ぶのは、つらい。

そこで、1号店の開店時間を調べた。この日は、朝9:00からの営業である、と、食べログに書いてあった。1号店の開店まで、あと30分。1号店には、どれくらいの人が並んでいるだろうか。2号店からそう遠くないところにある、1号店に行ってみることにした。

1号店に到着。時間は、午前8:33。すると・・・、まだ誰もいない!

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2号店にあれほど並んでいるのに、1号店に誰もいないとは、不思議だ。この静けさ・・・もしや、休業しているのか?

気になって、その場から、お店に電話してみた。そうすると、電話がつながり、「通常どおり9:00には開店するので、店の前で待っていてくれればいい」という返事だった。

そうか、それなら、と、店の前に、ひとりで立って、待つことにした。

すると、どうだろう。それから間を置かず、ひとり、ふたりと、観光客風の人々がやってきて、私の後ろに並び、どんどん行列が長くなっていったのだ。

「行列に並ぶのはここでいいんですか?」と、何度も聞かれた。私もここに並ぶのは初めてであり、このお店の正しい並び方など知る由もないが、「そうです、そうです」と、適当に答えた。

中には、1号店には誰も並んでいないので、休業しているのかと思い、2号店の行列に並んだが、あまりにも行列が長いため、こちら(1号店)にもう一度来てみた、という人もいた。誰か先に人がいないと不安になってしまうのは、日本人の特性なのかもしれない。

時間どおり、9:00に、無事、お店はオープンした。当然ながら、一番に店内に案内される。

こちらが、渡されたメニュー。

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一瞬で、私の愛する「皮蛋痩肉粥」を探す。

あった!

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なぜか、「ピータンスタミナかゆ」という和訳になっている。「痩肉」を「スタミナ」と訳すのはちょっと違う気がするが…。朝から豚肉を食べるから、スタミナがつくぜ、ということなのかもしれない。

速攻でオーダーして、運ばれてきたのが、こちら。

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ああ、私の、いとしいしと!

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固さも味もパーフェクトな皮蛋。ちょうどよい固さの米。ちょうどよい塩加減。柔らかい豚肉。そして、いい感じにお粥が浸み込んで柔らかくなった揚げパン! このハーモニーは、芸術だ。

皮蛋は、ゴロゴロと、たくさん入っていた。ああ、幸せ。

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私のこの多幸感が、読者の皆様に伝わっただろうか。これを書いている今、私の口は唾液まみれである。

美味しかった! ご馳走様でした!

1号店と2号店の食べログのページは、こちら。いずれも2021年の「百名店」入り。

私の他のグルメ記事へは、以下のリンク集からどうぞ!


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