【グルメ】「鯵壱北條。」の鯵醤油ラーメン(神奈川県小田原市)
昨日の記事で、小田原城から石垣山城まで歩いたときのことを書いたが、その際、小田原城周辺で昼食を取り、腹ごしらえをすることにした。せっかくなので、小田原のご当地グルメを味わいたい。
小田原といえば、小田原おでんという、ご当地グルメがあると聞いていた。そう思って、小田原おでんの有名なお店に行ってみたら、開店前であったにもかかわらず、既に予約客でいっぱいだった。1時間以上は待たねばならないという。
これから石垣山城を徒歩で攻めようと思っていた私には、1時間のロスは痛い。それでは、「プランB」ということで、石垣山上までの道中にある、小田原漁港あたりで、海鮮グルメを食べようかと、気持ちを切り替えて、歩き始めた。
すると、数分後に、町屋のような飲食店が現れた。のぼりに、「小田原ラーメン」とある。うん? もしかして、ご当地ラーメンか?
急に興味を惹かれた。なになに? 鯵(あじ)の醤油を使っているとな。さすが、海に面した街、小田原だ。お店の名前も、「鯵壱北條。」さんといい、「鯵」という文字を使っている。ご当地ラーメンにかなり興味のある私は、次の瞬間、開店数分前にもかかわらず既にできていた行列に加わっていた。
開店と同時に、前の人に続いて、店内に入る。
鯵醤油ラーメン(1000円)が、看板メニューらしい。迷わずこれをオーダー。
暫くして、着丼。というより、「着桶」か。なんと、丼ではなく、木でできた桶(おけ)に、ラーメンが盛り付けられているのだ。戦国の歴史ドラマの街、小田原にふさわしいプレゼンテーションだ。
スープをいただく。確かに、鯵の醤油が使われているだけあって、魚の風味が感じられる。どちらかというと、甘め。最初は少し、独特な香りと味だなと思ったが、臭みはない。食べるうちに慣れてきて、むしろ、妙に、クセになりそう。ニンニクと味噌をお好みで加えることができ、味を変えて楽しめるのもまた楽しい。麺は中太で、スープとよく合うと思った。
個性的であり美味しいご当地ラーメンだった。ごちそうさまでした!
※ラーメンについて書いた別の記事もどうぞ!
栃木・佐野ラーメン。
大阪のこってりラーメン。
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