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【英語】SWOT

今日は、外資系企業において、ビジネスプランを立てる際によく使う手法である「SWOT分析」についてご紹介してみる。

「SWOT」は「スウォット」と読む。「SWOT分析」は、英語では、"SWOT analysis" という。

まず、SWOTは、Strength, Weakness, Opportunity, Threatという4つの英単語の頭文字からなる言葉(頭字語、"acronym"「アクロニム」)だ。

S=Strength(強み)
W=Weakness(弱み)
O=Opportunity(機会)
T=Threat(脅威)

そして、SWOT分析とは、会社がビジネスプランを策定したり、経営戦略上の意思決定を行うために、会社の現状を、外部環境と内部環境、プラス面とマイナス面という2つの切り口から分析するためのフレームワークだ。

SWOT分析について説明したサイトをGoogleで探してみると、なんと、中小企業庁が、「マンガで分かる、SWOT分析」というホームページを公開していたことを知った。

このページに掲載されている以下の2×2の表が、ビジネス分析の際に、大変よく使われるものだ。

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これらを検討することで、会社を取り巻く状況が、客観的に可視化される。これをやっておくと、重要な意思決定を行う際に、重要な要素を見落とすリスクを軽減させることができる。

そして、そこからさらに「クロスSWOT分析」という手法で、より具体的な戦略を考えていく。内部環境と外部環境をかけあわせて、次の4つの枠組みで検討するのだ。

S+O=強み×機会(積極化)
S+T=強み×脅威(差別化)
W+O=弱み×機会(改善)
W+T=弱み×脅威(防衛・撤退)

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そして、これは、企業の現状分析のみならず、私たち1人ひとりの人生設計にも使える手法だと思う。

ご参考になれば幸いです!

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