【英語】Everything has a beginning / There is a first time for everything.
「何事にも、初めはある。」
一般の会話でも、ビジネス上の会話でも、耳にする表現である。
アガサ・クリスティーの『ねずみとり』("The Mousetrap")という作品を原書で読んだとき、この表現に出会ったのを覚えている。ゲストハウスをオープンしたばかりの若い夫婦が、口うるさい老婦人の宿泊客から、経営の経験がないことについて嫌味を言われたときに、女主人がこのような表現で言い返していたシーンがあったのだ。
ビジネスでは、以下のようなシーンで使われていた。
●前例がないことを理由にして、新しいプランやアイデアを実行することについて反対する人に対して、何事にも初めはあるんだから、前例がないことは、やらない、あるいは、やれない理由にはならない、と反論するとき。
●経験不足のため、自信がないから、私には無理だと思います、と言って、責任ある役職への昇進を辞退しそうな社員に対して、誰でも初めてのときはあるんだから、問題ないよ。やってみたらどう?と、背中を押してあげるとき。
こういった場面で、サラっと言えるとかっこいいフレーズだと思う。
ご参考になれば幸いです!
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