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【温泉】二月田温泉「殿様湯」(鹿児島県指宿市)

今日ご紹介する温泉は、指宿市にある二月田温泉の日帰り温泉施設「殿様湯」さん。その名のとおり、薩摩の島津家のお殿様にゆかりのある温泉だ。

「いぶすき観光ネット」さんのサイトには、以下の説明がある。

第27代島津家当主島津斉興により、天保2年(1831年)に設けられた温泉。現在も風呂場の敷石や石造りの湯船、当時貼られたタイルが残っており、市の文化財にも指定されている。

https://www.ibusuki.or.jp/spa/public/tonosamayu/

島津家当主が設けた温泉が、190年以上にわたり現在まで大切に受け継がれているなんて、素晴らしいではないか。

先日記事にした「民宿たかよし」さんからは、距離にして約4キロ、車で10分ほどの場所にある。

こちらが、外観。

島津家の家紋である「丸に十字」が、屋根に描かれている。

ちなみに、島津家の家紋については、「Histonary」さんのページに詳しい説明がある。

入り口前に、飲泉所があった。

料金(350円、2022年12月時)を支払って、男女別の浴場へ。こちらが、入り口。

薩摩藩の歴代藩主の表示。

扉の中には、簡素な脱衣スペース。

脱衣所にあった入浴料金表。値下げしたみたいだ。

こちらが、温泉分析書。泉質は、塩化物泉

さあ、いよいよお風呂エリアへ。湯気でもうもうとしている。

メインの大きな浴槽に、細長い楕円形のエリアが接続している。

ここにも、島津家の家紋がどーん!

この楕円形のエリアには、熱い湯が貯められていた。「熱いのが好きな人はこれを取ってください!」との表示があった。

どうやら、この札の下には栓があり、その栓を抜けば、メインの浴槽の方に熱い湯が流れるとう仕組みのようだ。

浴槽に入ってみると…。既に、かなり熱い! 栓を抜いて熱い湯を足す気にはなれなかった。

じっと浸かっていると、じわじわと慣れてきた。貝汁のような色をした、塩辛いお湯だ。全身がシャキッとした。お湯から上がっても、長い間、身体がずっとぽかぽかしていた。

江戸時代にお殿様が作った由緒ある温泉にて湯あみを楽しむことができ、思い出にのこるひとときとなった。

いいお湯でした。お世話になりました!

こちらの施設についての「いぶすき観光ネット」さんのサイトは、こちら。

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