見出し画像

【英語】assuming that... / on the assumption that…

今日ご紹介する英語は、”assuming that…” というフレーズ。読みは、「アシューミング・ザット・・・」

これは、私がビジネス会話で愛用しているフレーズだ。このフレーズの意味は「・・・と仮定すれば」というものだ。

このセンテンスを構成する、"assume"(「アシューム」)は、「~と仮定する」という意味の動詞だ。これをing形にし(分詞構文)、その直後に接続詞のthatを付し、that節の中で仮定や想定している内容を述べるのだ。

また、同じこと表現する別のフレーズに、"on the assumption that… " というものもある。読みは、「オン・ジ・アサムション・ザット…」

例文を見てもらうのが分かりやすいだろう。

Assuming that we can close the deal within this year, we will be able to start manufacturing by the end of the first quarter of 2024.
(この取引が今年中に完了すると仮定すれば、2024年の第一四半期までには製造を開始できるだろう。)

"Would you create the sales forecast for 2024 by EOB Friday, on the assumption that there are no changes in foreign exchange rates?"
(為替レートに変化がないと仮定して、2024年の売上予測を金曜日の業務終了時までに作成してくれませんか?)

ビジネス英会話においては、将来の業績や業務の進捗などについての予測や見通しについての意見を求められることがよくある。しかし、景気の動向や、交渉の妥結時期など、その時点ではハッキリしない不確定要素がある場合には、そのような意見を述べるのはなかなか困難だ。

そのような場面では、不確定要素について一旦、何らかの仮定の状況を設定したうえで、仮定的な状況であることをことわりながら、それを前提とした意見を述べるのが有効だ。

そのような場合に、この "assuming that…" や "on the assumption that…"を使い、「不確定要素がこうであると仮定すると・・・」と述べるフレーズが大活躍するのである。

こうすることで、状況次第で、今後の予測や見通しも左右されるということを相手にあらかじめ理解させ、心づもりをさせることができる。

さらに、不幸にして、不確定要素が思わぬ方向に展開してしまったとしても、「あなたの見通しが間違っていた」という非難を受けることを防ぐことができる。

私は、毎日、何度もこのフレーズを使っているような気がする。使い勝手が良いので、覚えておいて損はない。

ご参考になれば幸いです!

上記の例文で使用した "EOB" というフレーズについては、以下の記事もどうぞ。

私の他の英語系の記事へは、以下のリンク集からどうぞ。

Kindleで出版中の私の電子書籍2冊(国際会議の英語と採用面接の英語についてのノウハウ本)も、よろしければ是非ご覧になってください。Kindle Unlimited対象です。

この記事が参加している募集

英語がすき

サポートをいただきましたら、他のnoterさんへのサポートの原資にしたいと思います。