【グルメ】「福来軒」の「ツェッペリンコロッケカレー」(茨城県土浦市)
昨日、土浦城の写真をアップした。
土浦城周辺で、ランチを取ることにした。例によって、Google先生にアドバイスを求めると、土浦には、とてもユニークなご当地グルメがあることが分かった。
その名も、「ツェッペリンカレー」。
何、それ?
ツェッペリンとは、ロックバンドのレッド・ツェッペリン? それとも??
そして、土浦とどのような関係が???
疑問だらけだったが、その答えは、土浦商工会議所のホームページにあった。
1929年(昭和4年)、当時世界最大級のドイツの大型飛行船ツェッペリン伯号が世界一周の途中、土浦に飛来した際に、飛行船の乗組員に土浦ならではの食材を使ったカレーを振る舞って歓迎したという歴史があります。
こうしたことから、平成16年「食のまちづくり検討委員会」を組織し、市内飲食店等の協力を得てカレーによる食のまちづくりの取り組みがスタートしました。
なるほど、ドイツの大型飛行船ツェッペリン伯号が飛来した際に、乗組員にカレーをふるまったことに由来するのか。それをご当地グルメ化するとは、なかなかのアイデアだ。
そこで、「ツェッペリンカレー」を提供する店を検索して、こちらのお店「福来軒」さんを見つけた。土浦城から徒歩圏内。ちょうどよい立地だ。
こちらが、お店の外観。町中華といった、親しみやすい風情だ。
美味しそうなB級グルメメニューがたくさん!
店内には、「茨城れんこん」の旗が。れんこんは茨城県の特産品なのだ。
まずは、お勧めメニューに載っていた、餃子。
うん、美味しい。いかにも中華屋さんの餃子という感じの、期待を裏切らないお味。
そして、こちらは、連れが頼んだ「れんこんらーめん」。
醤油ベースの、昔ながらの懐かしいお味。そこに、大きなレンコンのフライが載っている。これはレアだ。触感は、シャキシャキ! これは美味しい。女性受けするような気がする。
そして、私がオーダーしたのは、「ツェッペリンコロッケカレー」。
真ん中に、ご飯。どうやら、飛行船の形に盛り付けられているようだ。飛行船が、カレーの空に浮いているように見える。ツェッペリン伯号とは、こういう形だったのだろうか。
そして、キャベツとトマトとともに、コロッケが載せられている。
なんと、このコロッケも、カレー味だった!
カレーも、カレーコロッケも、適度な辛さのちょうどよいお味。どこか家庭的でありつつ、完成度が高い。
小さな中華スープも一緒にサーブされた。カレーに中華スープとは珍しい組み合わせだが、不思議とよく合う。
この日は、週末だったこともあってか、ランチを楽しむ家族連れなどで大変にぎわっていた。地元の人気店のようだ。あちこちから、唐揚げ定食やもつ煮など、幅広い注文が入っていた。どれも美味しそうだ。また土浦に来ることがあれば、是非こちらで違うメニューを頼んでみたい。
美味しかった。ごちそうさまでした!
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