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【台湾旅2023 #01】桃園から移動して高雄で夜市へ

2023年11月2日(木)の記録です。

2023年11月2日〜5日の台湾旅行の記録を、自分の備忘録のためにもぼちぼちUPしていくつもり。

計画をたてはじめたのはコロナ5類化を直前に控えた5月頃だった。いろいろ制限もなくなり、心置きなく海外に行ける!と完全に浮かれモード。3月に韓国に行き、5月末にタイを企画済みだったが、ホントは久々の海外はまず大好きな台湾がいいと思っていた。台湾よりも韓国の方がコロナ絡みの制限が早く解除されたから順番が変わっただけで…。

晴れて全て元通り!と言いたいところだがなかなか戻ってくれないのが航空運賃だ。ロシアの横暴やら、円安やらでなかなか厳しい状況。平成末期なんて2万5千円とかで台湾行けたのにさ…。

それでもまぁLCCをいくつか比較検討して、お値段と日程がちょうど良かったScootのチケットをとった。ヒコーキに詳しくないワタシには耳慣れない会社だったけど、ググってみると、Scoot(スクート)はシンガポール航空系列のLCCらしい。口コミも極端に悪くはない感じ?

時期としては台風の影響が減って暑さも和らぐ11月にした。文化の日と週末に有給を少しくっつければ仕事への影響も最小限ですむ。行きは夜に成田を発ち、台北(桃園)に深夜に到着、帰りは夕方に桃園を発ち、夜の程よい時間に成田到着。千葉県民なワタシにとってはベストな日程だと思った。変更可・キャンセル不可のチケットでほぼ5万円。まぁ今のご時世こんなもんでしょ。

ところが!である。半年も前に決めてしまったのが失敗だった。Scootめ、ものすごい大胆な時刻変更をやらかしやがった。往復とも9時間も!
20時台出発だった成田→桃園が11時台に、15時台出発だった桃園→成田がなんと早朝6時台に!

や・ら・れ・た!!!!

まぁ安いヒコーキなんてそんなもんと言われればその通りなので諦めるしかない。有給取得が半日増えてしまったけど調整はついたし、帰りがちょっとしんどそうだけどまぁ何とかなるでしょ。

というわけで11月2日の朝に成田へ。余裕を持ってチェックインしたら小腹が減った。機内食まで我慢しようと思ったのにこんなの食べてしまった。

これで600円ぐらい?…少しは野菜入ってるかと思った…ううう。

で、ヒコーキはこんな感じの。

撮ったのは桃園着いてからだったりする。

LCCのオプション機内食なんてまぁそんなに良いものは出ないだろうけど,食べたことないからちょっと気になる。シンガポールの会社ということでアジアンな味付けのものがあるんじゃない?…と、事前にネットで調べたら「牛肉の黒胡椒煮込みご飯」なるものが。なんか面白そうなのでポチってしまった。

Black pepper beef with rice

う〜ん。味は言わずもがな。量が少ないよ〜。ご飯もなんかごそっと固まってるし…日本のコンビニ飯のレベルの高さを思い知る,的な。

まぁリピートはしません,はい。

そろそろ到着、という頃に、機内の照明がレインボーになった。なにこのセンスwww

レインボー!

ワタシは機内ではiPadにダウンロード済みの電子書籍を読むのがデフォなので、機内エンタメがどうとかWi-Fiがどうとかは無関心。だからその辺のサービスについては評価不能。

ボーディングは当たり前のように30分以上遅れたけど,到着は定刻より少し早いぐらいだった。というか、成田・桃園で所要時間が4時間半って設定で「長くない?」って思ってたんだ。多分遅れるの前提でかなり余裕みてるのねこれは。

15時頃の桃園空港はえらい混雑だった。入境、両替、トイレ,とにかく何をするのもひたすら行列。前に来た時こんなだったかな? 少なくともコロナ禍の影響はまったく感じなかった

自然光を取り入れる大屋根のような天井がかっこいい。

そうそう、忘れちゃいけない消費金の抽選♪
台湾観光局が2025年6月までやっている、個人旅行客を対象とした「消費金」、抽選で5000台湾元(約2万円)の電子マネーがもらえるというキャンペーンだ。当然申し込んである。到着前にネットから申し込みが必要だが、日本語サイトもあって簡単だ。

到着ロビーの一角で抽選が行われていて,なかなかの賑わい。

消費金の抽選会場

メールで送られてきたQRコードを専用端末にかざしてから、タブレットを操作して抽選に参加する。ワタシはハズレだったけど,近くにいた人が当選してたし,ツイッターでも当たった♪と書き込んでた人けっこういたし、激レアというわけでもないらしい。

そんなことをやってたら、予約してた台湾高鐵の時間がギリギリになってしまった。
今回の旅は台北ではなくて高雄や台南を攻めようと思っていて,桃園についたらすぐに高鐵(新幹線)で南下するつもりで席をおさえていた。

台湾高鐵はアプリで予約してチケットレスで乗るのが便利。日本からダウンロードしてクレジットカードで購入可能だ。ただしカードは選ぶみたいで,ビューカード(VISA)はいけたけどヨドバシのカードや楽天カードは拒否られた。基準がわからん。

まず空港ターミナルから桃園MRTで高鐵桃園駅に行って乗り換えるのだが、この時点でワタシは猛烈に喉が渇いており、11月の日本の服装のまま暖かい台湾であと1時間半も何も飲まなかったら脱水で具合が悪くなりそうだった。

高鐵の駅にセブンイレブンを見つけて「ギリギリ行ける!」と飲み物を購入。しかし駅の構造が頭に入ってなくてホームに行く階段を探して少しまごついていたらアウト。初っ端から乗り遅れてしまった…。

駅員さんを探して画面を見せて泣きついたら、「次の自由席に乗れるよ!」と教えてくれた(駅の人は簡単な英語が通じる)。日本の新幹線と同じで、指定席に乗り遅れたら当日の自由席に乗れる仕組みだった!よかった!

しかしやっぱり座れなかった…とりあえず自棄パパイヤミルク

うめぇ!

ちなみに日本のえきねっとアプリやスマートEXアプリだと発車直前まで乗車変更が可能だが、台湾高鐵アプリでは変更可能な時間が発車30分前までなので要注意。ギリギリになって「間に合わないから次のやつにしよ!」ってのはダメ。

新竹あたりで空いてきて席を確保。
日本の新幹線をもとにして造った車両だから、車内も日本のそっくりでまるで異国感がない。

車内販売も健在

ちなみに車内には飲み物の自販機もあった。日本の新幹線よりサービスがいい。

これ知ってたら乗り遅れなかったよ…。

終点は高雄市内だけどちょっと郊外の高鐵左営駅だ。

日本の700系をベースにした700T

高雄市中心部へははMRTで行けるが,宿に行くには乗り換えが必要だったし、荷物もあったのでタクシーを利用。悠遊卡(交通系ICカード)がタクシーでも使えて便利だ。

この日の宿はSky one Hotel (天芸商旅)なるビジネスホテル。

繁華街の美麗島駅からも近く、六合観光夜市に歩いて行ける、そして安いのが決め手。この時はHotels.com経由でダブルルームが平日は2600円ぐらい、週末は3400円ぐらいだった。

ホテル入口

一応洗濯機もあることになってるけど,最上階のユースホステルエリアに少数のみで、常に使用中だったからあんまり当てににしない方が良さそうだ。

なんだこの壁は。

この国の安ホテルも、日本と同じく「環保(エコのこと)」に配慮するという体で客室のアメニティやサービスを省略してコストを抑えるのが常套手段なのだが、絶対にケチらないものが冷房である。熱帯の国では涼しくするのは最低限の「おもてなし」のようだ。部屋に入るととりあえず寒い、設定温度は…18℃?

この部屋は窓がない。日本ではあまりないけど台湾では窓のない部屋がけっこうあるらしい。まぁ普段はそれほど困らないけど、日本と同じぐらいに地震があり,台風は日本以上に多い土地である。停電した途端に身の危険を感じる部屋はちょっとな…と思った。次からもう少しランク上げようかな…。

宿の入口にはカップ麺の自販機があった。お土産に買って帰ろうと思ってたのに忘れてしまった。

カップ麺自販機

荷物を置いて、エアコンの温度を上げたら(←重要)まずは六合夜市へ。

六合夜市

それなりに賑わってはいるけど,前に来た時よりは人が少なめな印象。まだコロナ禍を引きずってるのかな…。

夜市の屋台では酒を売っていないが、持ち込みはNGではない(ただしへべれけになるのはこの国ではわりとNG)…というわけでまずコンビニでビールを調達してから屋台へ

まずは串焼きの店。

羊肉の何か。ちょっと辛い。
こちらは鴨肉。うめぇ!

次は水餃子。

ひとつひとつが小さくて食べやすい。

この店ではセットに酸辣湯を取るのが定番だというので試してみる。

たまご入りで少しとろみのある酸辣湯

想像してたような激辛で酸味の強い刺激的なスープではなく、ほんのり酸っぱくて少しだけピリッとする優しいものだった。台湾ではこれが普通なのかな?

そして、血を固めたゼリー(多分豚の血だよね)を入れるのも定番か。わ〜いヘム鉄摂取!

この黒っぽいのが血。

これにて第一晩御飯終了。腹ごなしにちょっと夜のお散歩に出ることにした。

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