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【裁縫録0098】 フレンチTシャツ(クライ・ムキ式)

残った生地で…

クライ・ムキ式ソーイングスクールのカリキュラム2作目で使った生地、これはあらかじめカットされた状態で売ってたもので、だいぶ大きめだったので、1つ作っただけではだいぶ余ってしまった。

それなら、フリーパターンを買って何か縫ってみましょうかね…と、先生に相談して、作りやすそうなフレンチTシャツのパターンをお取り寄せ。
フリーパターンは、有料の講習ではなくてフリーソーイングの時間に縫っても自宅で縫っても構わない。できそうなら自力でやろうかな…とも思ったのだが、なんとカバーステッチミシンを使う工程が出てきた!

カバーステッチミシン

カバーステッチは裾とか袖とか襟とかを「2つ折り」で縫う時によく使われるやり方。オモテは2本(3本のこともある)のステッチ、裏はロックミシンで縫ったようなかがり縫いになる。端かがりと本縫いが1度に済むだけじゃなくて、ロックミシンの縫い目と同じように伸縮性があるのがメリット。

趣味レベルのお裁縫なら「これがないと絶対ニットが縫えない」ってわけでもなくて、ロックミシンで端かがりをした後で家庭用ミシンの直線縫いで代用することもできる。伸縮性を確保するためにはレジロン(伸びる糸)で縫うとか、ミシンの「伸縮縫い」機能を使うとかすれば多少はいいのかな。

先生には「カバステでやってもいいしロックと直線ミシンでやってもいいけどどうします?」と聞かれたけど、ワタシは「カバステ触ったことないからやってみたい!」と満面の笑みで答えた。というわけでフリーソーイングではなくてちゃんと講習を受けることに。

難しい!!!

ところが触ってみたら…カバーステッチミシン、玉砕…。

お教室で使っているのはベビーロックの「ふらっとろっく」という機種。糸かけは糸取物語よりも難しくて一度ではとても覚えられそうにない。(いや糸取物語も覚えるまでに3〜4回先生に泣きついたんじゃなかったっけ?)

そして、家庭用ミシンの直線縫いやロックミシンの縫い目と違って、表と裏で全然見た目が違うので、表からしか縫うことができない
二つ折りにした裾なんかを表からしか縫えないとなるとね、折るのも縫うのも幅を正確に均一にできないと、縫い落としたり、生地端がビロビロに浮いたりするわけなんですね。
…これガサツなワタシには向いてないやつじゃ…。

あとね、縫い終わった後始末もなんかよくわかんないのですね。針と押さえをあげて布を引っ張ってもうまくはずれてくれなかったり、糸が引っ張られて布がひきつれたり、なんかややこしいことになる。

とりあえず第一印象は苦手感ありあり。これ、仲良くなれるのかな…。

一応できたけどさ

まぁこんな感じで完成。

なんかあちこちぐちゃぐちゃ。

あ〜あ…。

ロックミシンを買う時から、「いずれカバステを買うのかどうか」ってのは検討課題ではあったんだけど,今のところ、「今の家庭用ミシンを、ニットや薄物・厚物が縫いやすい上位機種に買い替えて、カバステは家では使わない」になりそうな気がするな…。どうせ置くスペースもないしさ(負け惜しみ)。

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