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それでも、ぼくはnoteだけで生活がしたい。

noteだけで生活するという生き方をしている人はめったにいない。
岸田奈美さんは、収入の9割をnoteに支えられていると公言しているが、こんな偉業はちょっとやそっとじゃむずかしい。

今年の1月3日。
躁にほだされたぼくは、こんな宣言をした。

プロnoterになってやるという宣言で、この宣言以降、比較的順調にフォロワーと読者を獲得していき、約4ヶ月が経った。今は5月。
フォロワー数は、3500人になって月に10万ビューくらい読まれるようになった。そして、それにともなって売上も徐々にであるが伸ばすことに成功した。
そして、生活できるほどではないにして家賃分くらいは稼げるようになっているので、順調っちゃ順調な伸び行きかもしれない。それでも、大きな課題には未だ直面している。
それは・・・

01:生活費すべてをnoteだけで
稼げるようになってからが本物。

ぼくは、noteだけで生活できていない。
現時点で、ぼくの人生における最大の課題だ。

じぶんの声が少しだけ多くの人に読んでもらえるようになったし、
じぶんの言葉にお金を払ってでも、読んでもらえるようにもなった。

だけど、じぶんの言葉をお金に変えて生きていくだけの結果にはなっていない。
生活費すべてをnoteだけで稼げるようになってからが本物だ。
そういう意味では、お金という指標は本当に大切だ。

正直、3ヶ月くらいで達成されるんだろうと甘く見積もって高をくくっていた部分がある。
しかし、これは思った以上にむずかしいことで、それができるほど実力がぼくにともなっていないことを痛感させられた。

この時点で2つの分岐路があった。

①山門文治という名前のビジネスインフルエンサーになって、ライティング技術を発信して、ライティング教室を運用するようなビジネスモデル。
山門文治の「書く」技術に、お金を払ってくれる人は多くいるので、この方向で勝負して、noteで有名になったライターという文脈でポジションを獲得すること。

②山門文治という名前の「面白い人」がnoteにいて、面白い発信を続けている。どの文章も読んでて面白くて次々に読みたくなって、有料記事を読んだらやっぱり面白いというプロnoterとしてのポジションを獲得すること。

これまで、①の山門文治を期待されていたし、相棒の三連休さんといっしょに①を目指していた。
しかし、①のビジネスモデルで集客に成功して、たくさんの教え子が誕生して、ぼくの文章の書き方を参考にする人が増えてくれたとして、そして、そのビジネスは成功したとして、ぼくは満足するのだろうか。どこか②へ行けなかった負い目みたいのがじぶんの中で残り続けて、じぶんを責め続けてしまうのではないか。
そう思って、「一連の決定」へとつながっている。

※「一連の決定」についてはこちらに詳述してありますので、上記のリンクからみてください。

じゃあ、この目標の達成のためには何が必要か。
それは・・・

02:面白さ
で認められる

面白さで認められることである。
面白いから読みたいからフォローされる。

・フォロワーを集める
・スキを集める

こういうこと意識して心がけることは、とても大切だとぼくにも思う。
だけど、こういう数字に囚われて、手段が目的化してしまうことで、本来の「面白さで認められる」存在から遠退いていってしまうということを今回の一件から学んだ。
今のぼくはフォロワーが増え続けているし、スキも増え続けているのに、満たされない理由は、紛れもなくこの課題に苦しんでいるからだ。noteを始めた初心を思い出して、初心とは違う場所にいたので元の位置に戻った。

フォロワーが増えることも、スキが集まることも大切だ。
だけど、それにはいくつかのずるいテクノロジーがあって、そのテクノロジーを駆使すればそんなにむずかしいこともでない。
実際に、以下で紹介しているフォロワーの増やし方を実践してもらえば、1ヶ月で1000人くらいはじぶんからフォローしなくてもあっという間に集まってしまうことだろう。

それに、ぼくはやらないが、じぶんからフォローする営業法を使えば、数ヶ月で1万人のフォロワーを獲得することだってそんなにむずかしいことじゃない。
でも、これら小手先の技術で集めたフォロワーは、「面白い」と評価して集まってくれたフォロワーではなく、「役立つ」と評価されて集まったフォロワーでしかないことを忘れてはいけない。
つまり、「役立つ」という目的が達成されてしまえば、その人から得られるものはなくなって必要とされなくなってしまう。
そして、「面白い!」「もっと読みたい!」こんな称賛のために、書き続けなければ長くは走れない。

03:じゃあ、
面白い作品読ませてよ。

「じゃあ、面白い作品読ませてよ」と思うかもしれない。
そう思って、ぼくが魂込めて書いた作品がある。
長いけど、ぜひ読んでみて欲しい。タイトルでピンと来ないって人ほど楽しめる内容になっているはずである。
今後の山門文治という活動は、たまに上記のようなテクニック記事を販売することはあれども、基本的にはこういう文章で「面白い」という評価を目指してがんばっていくことになる。

――山門文治物語第4章、「ガチnoter篇」開幕


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