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発表会当日に照準を合わせる
当教室では、3年振りにリアル開催の発表会を行うことになりました。
入場制限を行うため出演者数に限りがあることや初出演の方が多いこともあり、例年より少し早めに申し込み受付を開始しています。
私の予想では、これから着手する楽曲で申し込みをされる方が多いと思っていたのですが、今すでに仕上がっている曲でエントリーされる方が意外と多かったです。
本番がある場合、ただ練習するだけでなくモチベーションを維持し
スケール練習(音階練習)の意義
先日、新規入会された生徒さんから「音階(スケール)練習をするとどのような効果が期待できるのですか?」というご質問をいただきました。その時にお答えした内容を箇条書きにしてみたいと思います。
それぞれの音階(スケール、調)の音と穴番号を耳と動きで覚えることができる。
曲のメロディはスケールの音で構成されているとも考えられるので(例外は多々あり)、それぞれの調の響きや動きに慣れることができます。
メ
練習できる時期、できない時期
当教室の受講生は社会人の方が大半を占めているのですが、お勤めをされているとどうしても忙しい時期というのが中長期的に続くという場合も少なくないと思います。
当教室には10年以上在籍してくださっている方が10名近くいらっしゃるのですが、お勤めをされている方はみなさん忙しい時期のコントロールの仕方がとても上手です。
お仕事が忙しい時期は上手く休会制度を利用して休まれたり、レッスンを楽器のメンテナンスの
”ゆで卵”で音が良くなる?!
ある日のレッスンでのことです。
高音域の音を上手く鳴らすことのできなかった生徒さんに「少し大きめのゆで卵が横に寝た状態で口の中に入っているイメージで鳴らしてみてください」とお伝えすると、それまで音が出にくかった高音域の音がきれいに鳴るようになりました。
これにはもう一つコツがあり、吹き吸いするときにゆで卵を潰さないようにすることが大切です。
また、この生徒さんの場合は高音域の音の時にお伝えしまし
動画教材「楽譜に記載の穴番号そのまま演奏しても大丈夫??」
市販本に記載の穴番号をそのまま信じて演奏しても大丈夫なのか、というお話しをさせていただきました。
「ド」と「ファ」の穴番号については、ご自身にとってベストな選択なのかを一度考えてから練習を始めた方がよいと思います。
参考にしていただけましたら幸いです。
上手くなってから行動するのではなく、上手くなるために行動する
先日のレッスンでのこと。
あまり聞いたことのないメーカーの1万円以下の機種をお持ちの生徒さんが、咥え方には問題がないにもかかわらず、オンラインごしでも息漏れの音がはっきり聞こえる状態で演奏をされていました。
私がそのことをお伝えしたところ、「もうちょっと上手くなったら楽器を買いかえます」とおっしゃっいました。
以前「初心者が1万円以下の楽器を最初に買っても大丈夫?」という動画を投稿しましたが、楽
1や2の吸い音が鳴らない初期不良!それは楽器のせいではありません
海外製の1万円以下の機種でしばらく練習をされていた初心者の生徒さん、スズキのシリウスを先日購入されたそうです。
メールで「2の吸いが出ない初期不良があります」とご連絡をいただいたのですが、初期不良である可能性は限りなくゼロに近いと思ったので、下記のようなアドバイスをさせていただきました。
頬をゆるゆるにした状態で吹き音を鳴らしたあと、ゆるゆるを保ったまま背中から吸う感じで鳴らすと鳴るかもしれませ
メトロノームの設定を工夫する
先日のレッスンでのこと。
ある生徒さんが、練習中の曲の一部が上手く演奏できないとおっしゃっていました。
該当の箇所は1小節だったのですが、聞かせていただくとその前の小節でわずかなリズムの乱れがあり、そのまま該当の箇所へ進んでしまっているように感じました。
そして、該当の箇所も演奏されているテンポでは技術的についていくのが厳しい状況でもありました。
まずは該当の箇所を安定して演奏できるテンポまで落