見出し画像

第一話 【''認められたい''と   もがいた子供の頃】

【そうだ男になろう!】

澄んだ空気
   満点の星空
自然の豊かな京都の田舎で生を受けた。

空を見あげ、いつも宇宙の果てが気になっていた私がいた
 
初めて都会に出てきた時、空が小さく見えて悲しく感じたのを今でも覚えている


顔はやたらと大きい
そんな私は三姉妹の次女
ナニクソ根性はそのおかげ⁉️

天真爛漫 頭もよくお喋り上手な姉
お人形の様に可愛いく大人しい妹
私の取り柄?

口べたでたくましいだけの私はコンプレックスの塊

そして決めた!
"男になろう!''

自分の居場所 『バレーボール』を見つけ 毎日毎日バレーバレー🏐
小、中学時代は学級委員やキャプテンを務めた
決してリーダーシップがあった訳ではないが
正義感と責任感と言う部分では信頼があったのかも知れません。


【バレーでナンバー1”になる❗️

サインはV
アタックNo.1
毎日テレビでかぶりつき
バレーボールへの憧れの始まり

そして高校入学
憧れのバレー部に入部

しかし……

盆正月はもちろん
365日 バレー部に休みはない

吐きそうなくらい早朝から夜までバレーボール漬け
どんぶり茶碗にご飯3杯

厳しい練習にも ど根性で耐えた❗️
今ではパワハラと呼ぶ⁇
しばかれ蹴られは日常茶飯事
女子バレーボール部は
 学校中から恐れられていた

監督は全日本からオファーがあるほどの名監督!

『強くなりたい!』その一心
バレーボール一色の青春時代

【人生初の挫折】

『お前はプレーに専念しろ』

私はキャプテンを下された
良きライバルだった幼なじみと交代する
高校3年の引退間近だった
キャプテンの重圧と戦い
必死に頑張って来て最後の最後の交代は
『お前はダメだ』のレッテルを貼られた気がした

それが私にとって人生初めての挫折
そのショックが大き過ぎたのか高校生活の記憶をほとんど失った…

挫折感を胸の奥にしまったまま
25年振りのOB会
『何故あのタイミングでキャプテン交代したのか?』

監督にずっと聞きたかった質問を怖々した

返って来た言葉が

『お前は何不自由なくぬくぬくと育って来た。あのままだと挫折を知らずに大人になってしまう』

親心だったのだ

複雑な心境だった…

続きは第2話へ
↓↓↓

第3話はこちら
↓↓↓

第4話はこちら
↓↓↓

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?