第二話【波乱の結婚】〜短期間で2人の最愛の人を失いどん底の経験〜

2020年12月24日 22:35

高校卒業後　百貨店に就職
学生時代から
10年やり続けたバレーボールを引退。

その途端　プツンと糸が切れ
遊びまくる日々

そんな時夫に出会う。
地元で人気のロックバンドのベース担当

とにかく優しかった
その時の私には優しさがズシンと響いていた˚✧₊⁎❝᷀ົཽ≀ˍ̮ ❝᷀ົཽ⁎⁺˳✧༚

実家は山奥の田舎　三姉妹でも誰かが跡取りをしなければ行けない。

長女の姉はさっさと嫁に行き
三女の妹が　実家を継ぐ決意をして婿養子を貰い　大々的に結婚式をした直後

まだまだ結婚しそうになかった私が突然　今で言う『授かり婚』！
しかも相手は日本人ではなかった！

その事実を知ったのは式の1か月前！
涙が止まらなかった。
何故涙が出たのか　わからない

当然
貧乏農家の家に
私の突然の結婚資金などある訳なく式はローンを組んで自分達で全て準備しました。

未だに母は
＂お前には何もしてやれなかったなー''とボソッと言う時があります。

【違いに苦しむ】
いきなりの結婚に
いきなり同居❗️

''私の食べる物が無い！''
食べた事の無い料理が並ぶ

親は絶対的！
男をたてる！

世間知らずの田舎娘だった私

それまで自由に生きてきた私の人生は結婚してから身動き出来ない籠の中
いきなりの同居！風習の違い　食の違いは大きな壁

厳しい義父と義母に仕えながら
心の中で『私は日本人　ここは日本なのに　何故？』
とずっと叫んでいた

そして
ある日

夫はあまり帰って来なくなった。
仕事も転々とする様になった。
娘の出産費用にまで手を出し
知らない間に借金を作っている

出産後も職場に復帰して
生後4ヶ月から保育所に預けて働きながら子育てをしていた

その上義父母の圧力
自由を奪われて
ストレスしかない
私の髪はどんどん抜け
気がつけば円形脱毛症😱

耐え兼ねた私は同居がいけないんだ！
と　子供を連れて三人で暮らせるアパートを見つけた。

【わたしは必要じゃない】
自分達だけの生活がスタート
夫はようやく就職
京都から離れて敦賀へ引っ越し　
平和な日々が続くと思っていた。

が　ありえない事が❗️

夫の浮気　借金　発覚
その先は……大喧嘩

それでも
離婚なんかするものか！

勝手に結婚し
親戚からも私の結婚には非難を浴びたであろう田舎の実家に
出戻る勇気もなく　
とにかく家を出た！

世が明ける前に子供2人を連れて
''一生懸命やって来たのになんでこんな目に合うんだ''と
どしゃ降りの雨の中
''死んだら死んだ時＂と
3時間泣きながら車を走らせた。

生きていた…

気が着いたら
実家に着いていた……

出戻り母子家庭の噂は小さな村ではあっと言う間にに広がって

不憫な思いはさせたくないと仕事も学校や近所付き合いも頑張った！

5年後夫が頭を下げ
母親の　
『男の子には父親が必要やで』の言葉で復縁を決意。

【最愛の妹の死】
〜生きているだけで丸儲け〜

実家の後取りの妹が離婚！
その半年後胃がん宣告！

39歳の若さでこの世を去った

癌宣告から僅か1か月半だった
4人の子供を残して……

あり得ない！
早すぎる！
なんで⁈

両親はゆっくり老後どころか
4人の孫を育てていく事に

少しでも力になりたいと
何とかしたいと
心の奥に火がついた瞬間だったかも知れない

そして又
大事な妹の死を体験し
健康は当たり前ではない事を痛感

しかし
この妹の死と引き換えに出会ったのが
私の第3の人生となる

復縁から何年かは家族仲良く平和を取り戻していた

しかし
夫は仕事に行き詰まり
借金を重ね
アルコール依存症になっていった

仕事にも行けない
入退院を繰り返す
苦しい苦しい日々
優しかった夫が別人と化す

ある日たまらなくなって
姉宅にプチ家出

なんとその夜
まさか！

夫は心筋梗塞で急死‥
息子が救急車を呼んでくれた
私は間に合わなかった

押し寄せる後悔と懺悔の念

『人殺し』
義母から出た言葉だった

心身共にボロボロ
人生のどん底
真っ暗闇だった

このままではダメだ！
何とかしないと

1番楽しかった大丸に戻れば元気になれるかも

そう考えて大丸で働ける売り場を探す
偶然に出会ったのが
私の再出発となる『足つぼ』との出会いです。
それは
感動！鳥肌ものでした！

これから1人で生きていく為に
1人で家族を支えていくために
灯りが灯った気がしました

小さい頃から恥ずかしかったグローブの様な大きな手は
足を揉む為の手だったのか⁉️
そう思えた時　嫌いな大きな手が愛おしくもなった。
夫の死は私にたくさんの事を教えてくれた。

夫が残してくれたプレゼント🎁に思えた✨✨