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女性の味方ゼラニウム(人にも犬にも効果あり)

今朝の風は秋の涼しさだったが、日が出てからはまだまだ夏だ。

鉢に植えていたゼラニウムが、大きくなりすきて、窮屈そうにしていたので朝のうちに地植にすることに。

ゼラニウムは、とてもたくさんの品種があるそうだ。思い浮かぶのが、ヨーロッパの窓辺を飾る赤い花だが、他にもピンクの花、それもいろんなピンク、花の形も色々で八重咲なんてのもあるらしい。葉っぱも丸いもの、尖ったものどれも美しい。わが家のはセンテッドゼラニウム、ローズゼラニウムとも言うようだ。
花にはまだお目にかかっていないが、春先にピンク色の花を咲かせるらしい。

花壇は耕して、土を入れて虫予防と元肥も済んでフカフカにしておいたので、準備万端。ただの地面を花壇に耕すのは土が固いし、石ころは出てくるわで結構大変。一度に広範囲は無理。暑さと相談しながら少しずつ進めているところだ。

さて、鉢から出して、素早く地植えにした後、暴れている葉っぱを整理した。カットするたび、ローズのような、青い香りが爽やかで癒やされる。

切った葉を活用できないかと、洗って硝子鉢に入れて匂いを嗅ぐ。いい匂い。

ゼラニウムは女性の味方なのだ。

昔買った図鑑を引っ張り出した。

フウロソウ科 
学名Pelargonium graveolens

作用は抗鬱、抗炎症、収斂、瘢痕形成、消臭等

成分はシトロネロール、ゲラニオール、リナロール等。鎮静作用が期待できる成分も多いため、メンタルケアに役立つと考えられており、女性特有の精神的な不調の軽減、スキンケア用の精油としてもよく使用されている。その効果はローズよりも多岐に渡ると学んだ記憶がある。



同じくマダムの我が家の犬にも、おすそわけ。ほら、いい香りでしょう?鼻先に鉢を近づけてあげる。後退りする犬。

蒸留して、ゼラニウムウォーターを抽出しよう。

鍋に蒸し器をセットし、ゼラニウムの葉を敷き、そのうえにボウルを置く。少しの水を入れ、火にかける。ガラスの蓋を逆さにしてセット。鍋の穴をテープで塞ぐのを忘れないで。鍋蓋についた水蒸気を氷で冷やして、ポタポタとボウルに溜める。しばらくすると水蒸気は発生しなくなる。抽出終了だ。
ボウルに溜まった液体が覚めるまで待つ。スプレー容器に移して出来上がりだ。

早速ワンプッシュ。柔らかい青い香りのハープウォーターだ。最近ごわつく顔と腕に吹き掛けた。気持ちしっとりした気がする。冷蔵庫に入れてお風呂上がりにプッシュしよう。

ゼラニウムは、宿根草だけど、昨年育てていた蚊れん草(今のとこれとは同じようだ。)は枯らしてしまった。鉢植えにしておくとそのうち忘れてしまうパターンで。

今日は玄関を出たところに植えたのでよく観察できる。でも私ってつい手をかけすぎるから注意だ。

そういえば、先月は朝顔を枯らしたっけ(泣)。
朝顔は大輪で美しかった。南アフリカのケープタウンを思わせる名前だったと思う。余談だが花苗のネーミングは、ツッコミどころ満載だ。

つるを絡ませる棒を一本しかおいていなかったので、カーテンを新設し、手作業で絡みつくのをお手伝いした。

その後から、元気がなくなり、蕾は今にも開きそうに立派だったが、全体に元気がなくなったので、少し蕾をカットした。その後も回復せず、葉が水分を含みシナっとしてきて、黄色くなってしまった。土、ウエット。根っこ黒。水やりすぎ、構いすぎだ。

隣の子供の朝顔は、元気なだけに情けない。道すがらも、小学生の朝顔が、たくさん元気に咲いている。

花も子供も手のかけすぎは、良くないと実感し、少々落ち込む。

ゼラニウムに戻り、来春はこのゼラニウムの花を見たい。春に散歩の途中でみたピンクで可愛らしく咲いていたあの花を。

さて、ゼラニウムの芳香浴をした我が家のマダム犬は、最近壁をカリカリ引っ掻くのを一日に何回かやっている。理由はわからないが、何度も時間を問わずにやるので、うるさくて困っているのだが。今日は芳香浴の効果でカリカリをしていない。ゼラニウムの効果か。

私は早めの入浴からの、ハーブでお手入れタイム。冷やしたハーバルウォーターをプッシュ。こんな感じのあった。とても良い香りでもなく、でもハーバルウォーター、収斂効果を感じる。

こんな少しのことで、豊かな気持ちになった。入浴後は、何かをつけているが、リラックスタイムを与えてこなかった。豊かな時間に香りは必要だ。

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