犬(元保護犬)の体調管理は難しい

うちのお犬はん、元保護犬の推定10歳超えのマダム犬。

夏場は皮膚がカイカイになるので、今年もちゃんと病院に行って、おくすりを飲んでいる。はじめの頃は痒みがひどく、チュールをすこーしかけて薬を飲ませていたが、チュールはあと一本。私は節約中。チュールをかけなくとも飲めるようになってもらいたい!から、食べるまで最近は根性比べをしている。容器の外に薬だけが、プッと吐き出したように落ちていたり、夕方まで食べなかったり、お犬はんもなかなかやる。一筋縄では行かないのだ。

ここのところオシッコの回数が増えてきた。オシッコのタイミングは、朝起きたらシートに、朝出勤前に散歩で外で、帰ってきたら家族がシートを数枚捨ていて悪臭を放っている。この臭さは何?膀胱炎?人間のほうのマダムは膀胱炎経験ありなので、膀胱炎にしては尿の量が多い、ひどく臭い、お犬はんは水をよく取っているから尿回数が多いのは納得なのだが。

そうしているうちに壁をカリカリと前足で掻く行為が始まった。こんなことは、初めてだし、うるさくてかなわない。動物病院の先生に相談した。ストレスかもしれないので良い食事と良い遊びをしてあげるように言われた。

お犬はんは、遊べない。遊び方がわからないので、散歩が唯一の楽しみなのだろう。毎朝夕散歩と、休日は遠出もしている。でもカリカリは止まらない。

もともと体臭が強いのだが、尿まで臭くなってしまったの?と思っていたら、先週娘はんが尿に赤い血のような膿のような塊があるのを発見した。娘はん、でかした!
そして病院に連れ行き、膀胱炎疑いで抗菌薬が開始となった。

抗菌薬を飲んだお犬はん、おしっこの悪臭が無事に無くなった。

壁をカリカリして、何かを訴えていたのだろうが、体調不良と結びつかなかった。病院にも連れて行っていたし、もう少し早く気がつくことができた可能性がある。言葉を話せないお犬はんの体調を把握することは、とっても大変だ。良くなった今もカリカリはたまにあるが、回数が減りました。

人間のように自ら言えない生き物。飼い主にできるのはいつもの状態との違いを継続して見ていくこと。

あと、気軽に相談できるかかりつけ医を持つことも大事だ。家から近いことがベスト。これも人間と同じ。
人と犬の暮らしの話でした。

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