笑いでストレスを解消!社畜の「タイムマシン考察」
はじめに:社畜のタイムマシン妄想
終電間際のオフィスで、疲れた目をこすりながらふと考えた。
もし、タイムマシンがあったら...。
子供の頃は「恐竜に会いたい」とか「宇宙人と友達になりたい」とか
夢いっぱいだったのに、今や「新入社員時代の黒歴史を消したい」
「クソ上司に会う前の人生に戻りたい」という切実な願いばかり。
ああ、なんて世知辛い大人になってしまったのだろう。
1. 社畜の過去編:黒歴史消滅計画
新入社員の黒歴史撲滅作戦
まずは、コピー機の両面印刷機能を理解できなかった過去の自分を救おう。先輩に「両面印刷って知ってる?」と聞かれた時の顔が忘れられない...。
過去の自分にグーパンチをお見舞いしつつ、最新のプレゼン資料を
叩きつけて「両面印刷機能、とくと見よ!」と叫んでやりたい。
そして、歓迎会でビールのラベルを隠さず注いだ事件。
上司に「ラベルは隠すもんだぞ、若造」と呆れられたあの日。
過去の自分の耳元で「ラベル!ラベル!」と叫び続けながら、完璧なビール注ぎマニュアルを渡してやりたい...けど、待てよ?
これって、全部笑える思い出じゃないか?
今となっては飲み会での鉄板ネタだぞ。
むしろ、これらの黒歴史があるからこそ、今の自分がある。
過去の自分に会うなら、こう言ってやりたい。
「よく頑張ったな。これからもっと面白いことが待ってるぞ」と。
...いや、やっぱりグーパンチはお見舞いしとこう。
2. 社畜の未来編:ワタシ大成功物語?
理想の未来と悪夢の未来
未来の自分に会いに行くのは、正直怖い。
高級マンションに住んでスポーツカーを乗り回している成功者か、
それとも...路上で段ボールハウスに住むホームレスか。
シュレディンガーの社畜状態だ。
もし成功していたら、「株?仮想通貨?それとも宝くじ?」と
質問攻めにしたい。未来の自分は余裕の笑みを浮かべて
「ふっ、努力あるのみ」なんてカッコいいこと言うんだろうな。
想像するだけでニヤニヤが止まらない。
でも、もしホームレスだったら...?
「おい、未来の私!なんでこうなった!?」って問い詰めたい。
でも待てよ、それはそれで面白くない?かなり背伸びして買った
準高級スーツの今の私が、ボロ服の未来の私に説教する姿...まるで
ヒューマンドラマだ。いや、ブラックコメディか?
3. 社畜の歴史編:信長との異世代間対談
戦国武将とランチミーティング
戦国時代のストレス社会を生き抜いた織田信長と、現代のストレス社会を
生きる私。ランチで愚痴の交換会をしよう。
「信長さん、今日は吉野家でいいですか?牛丼特盛、つゆだくで!」
「む...吉野家?牛丼?分からぬが良かろう」
牛丼をすすりながら、信長に職場の愚痴を聞いてもらう。
「上司が理不尽で...」
「むっ、ならば成敗!」
「いや、現代では人を斬っちゃダメなんです!」
「ならば、左遷だ!」
「それもパワハラです!」
「む...では無視するのだ」
「それじゃ仕事になりません!」
4. メリット・デメリット大解剖
メリット:
黒歴史が消せる(でも消したら今の自分もいない)
成功の秘訣を未来の自分から盗める(でも失敗談かもしれない)
歴史上の偉人とランチできる(でも言葉が通じるか不明)
残業時間がゼロになる(でも代わりに時間泥棒になる)
満員電車とはおさらば(でもタイムマシンの渋滞に巻き込まれる)
デメリット:
バタフライ効果で会社が消滅(でもそれはそれで?)
未来の自分がホームレス(でも感動のドラマになる)
信長に斬られる(でも武勇伝として語れる)
過去の自分が反抗する(でも自分に負ける確率は50%)
タイムマシンの使い方を間違えて宇宙の法則を破壊(でもそれって
転職のチャンス?)
おわりに:笑顔こそ最強のタイムマシン
結局、タイムマシンは必要ないのかもしれない。笑顔一つで、
過去の失敗も、未来への不安も、全部笑い飛ばせる。
クソ上司の説教だって、「この話、漫才みたいだな」と思えば楽しい。
ただし、満員電車だけは笑えない。
これだけは本気でタイムマシンが欲しい。
せめて、終電までにこの仕事を終わらせられますように...。
ドラえもん、助けて!
ちなみに、毎回言うが私の本名は「田中」ではない。
社畜あるある話を「田中」という仮の名前で書いているだけだ。
本当の名前は「佐藤」...ではない。「鈴木」でもない。
あ、もう終電の時間だ。この話はまた今度!
(完)