子供の作品の整理を進める魔法の言葉を見つけました
こんにちは、整理収納アドバイザー Sayoです。
お子さんは廃材を使った工作はしますか。
わが家は園でたくさん廃材を使った工作を作ってきてくれたり、家でも作るのでとってもたくさんの作品があります。
気づけば入れていた箱からあふれて雪崩のように床に落ちてくるので整理にはちょっと困っていました。
今までやったこととしては…
① 何も捨てない
↓
② 黙って捨てる
↓
③ 本人に任せる
ということをやってきましたが、なかなかうまくいかなかったです。
特に② 黙って捨てる に関しては捨てる方も心が痛みます。
一見きれいに片付くのですがある理由でやめました。
それは、整理するという機会を奪ってしまうので、結局大きくなったときに整理できなくなるのでは…と思ったからです。
なので、今は試行錯誤した結果、1~2か月に1回。
私と一緒に作品の整理をすることにしています。
わが家では、「いるいらない」と名付けています。
”いるいらない” 最初からうまくいっているわけではなかった
一緒にやると決めたのですが、実際やってみると本当に大変。
何が大変かというと、1つ1つ聞いて返事をもらうだけでも作品全部やるのに2時間くらいかかる。
2時間かけた割に、小さい手裏剣5個しかありがとう(処分のこと)できなかったという感じです。
ですが、私としてはきれいになるよりも整理することで一番大切なものはなにか、ありがとうする自分なりの基準を作ってほしかったので辛抱して付き合いました。
その間のわが家はというと……作品の雪崩が発生しておりました…。
しばらくしたら整理ができるようになりました
昨日いつものように”いるいらない”をしました。
いつものようにあまりありがとうできないだろうな…と思ったのですが私もコツをつかんだのか、子供の整理に対する感度が上がったのかすごくスムーズ。
息子と娘で45リットルの袋2つ分もありがとうができました。
いつもと何が違ったのだろうと振り返るとこんな工夫をしたことがよかったのかな、と思うことが2つ。
紹介したいと思います。
同じものがあったら一番お気に入りのだけ取っておこうと促す
例えば、こちらのさかなちゃんの作品。
「いる?いらない?どっちかな」
「全部いる!!!」
「じゃあ、3つあるから一番かわいいものだけ取っておくとしたらどれがいい?」
「う~んじゃあ、おんなのことおとこのこだけ取っておいて、1こはありがとうする」
ということで、一番右のおさかなちゃんをありがとうすることができました。
いらないといって全部なくなると本人としては悲しいけれど、3つの中でも一番のお気に入りを残すというやり方だと考えやすいようです。
整理ができたときのごほうびを提示する
お気に入りのものを処分することは大人でもつらいこと。
子供ならなおさらです。
なので、今回の整理では
「いるいらないはすごく大変でつらいことだから、頑張って整理したらガチャガチャを1回やろうか」
というプチご褒美を提示しました。
ですがちょっとだけ頑張って欲しいので、最初はおりがみの手裏剣3個ぐらいで
「もうおしまい!」
といっていましたが、ガチャ認定が下りないということである程度処分するものがたまらないと認定がおりないという設定にしました。
これがいいのか、どうか少し迷いがありますが、ガチャ設定によって今回の整理は本人たちは楽しんでいるようにみえたので、整理に対するネガティブさをあまり感じることなく進めることができたのかな、と思います。
まとめ
おこさんの性格によって、整理が気持ちよく進めることができる魔法の言葉はそれぞれだと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?