【ヨーロッパ版青春18きっぷ】ユーレイルパスでの10都市列車旅！
※この記事は、コロナの存在をまだ知らなかった約3年前の2019年に、友人とヨーロッパ周遊旅に行った時のものです。
「そういやなんかメモに残してたな…？」と思い見てみると想像以上に為になることが書いていたので3年越しに投稿してみます。
途中で途切れてしまっているのですが、少しでも自力ヨーロッパ周遊旅を考えられている方の役に立てば嬉しいです！
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大学3回生の2月という就活真っ只中に、友達と2人でユーレイルグローバルパスでのヨーロッパ2週間10都市周遊旅行ってきました！
（ユーレイルグローバルパスとは、日本でいう青春18きっぷみたいな感じのもので、時間に余裕さえあれば格安で旅ができる魔法のチケットです）
ツアーなどは一切申し込まず、全て自分たちで手配したので、旅行会社を通さずにヨーロッパ旅を考えられている方のお役に立てればと思います！（計画は出発の半年ほど前から練り始めました）
ユーレイルパスを持っていてもヨーロッパ全ての電車に乗れるという訳では無いので、「Rail Planner」というユーレイル公式で出しているアプリを使って計画を立てました。今回のヨーロッパ旅では、このアプリを完全に信じ切った上で計画を立てたのですが、全て計画通りに行きました。オフラインでも使えるので、物凄く便利です！
公式HP：https://www.eurail.com/ja
フィウミチーノ空港着発で予約したので、
ローマ→ミラノ→スイス→ミュンヘン→プラハ→ベルリン→アムステルダム→パリ→バルセロナ→フィレンツェ→ローマ という旅程です。
かかった費用は、ローマまでの往復航空券9万円、15日間乗り放題のユーレイルグローバルパス5万円、特急の予約料、パリからバルセロナまでのLCC代、宿代、wi-fi代、食費などを含め、トータル1人約26万円の7カ国10都市旅です。
1日目（移動のみ）
関空ーフィウミチーノ空港 17:00頃到着
20:00発の特急でミラノに行く予定ですが、特急に乗るには空港からテルミニ駅まで行く必要があるので、
まずはテルミニ駅まで向かいます。
空港からローマ市内に行く場合はシャトルバスやタクシーでの移動がオススメです。空港の中にシャトルバスのチケット売り場があるので、そこで買うと良いと思います。
ユーレイルパスでは特急を使えないので、私達はローカル線で行きました。
特急だと直通32分で行けるところ、ローカル線では1時間弱かかるのと乗り換えが必要なので、時間に余裕が無い方や乗り換えが不安な方は圧倒的に特急がおススメです！
ちなみに値段は特急だと14€、ローカル線は8€です。（ユーレイルパスを持っている方はローカル線は無料です）
乗り換え場所：trastevere駅
階段を降りると電光掲示板があるので、そこにホームが載ってます。私たちは一番線でした。
テルミ二駅到着！そのままミラノに向かいます。ローマからミラノまでは約3時間です。
ユーレイルパスを持っていると、ビジネスクラスでも通常席でも値段変わらず、10€で予約出来るので予約の際は見落とさないように。。
ビジネスクラスに乗るとお菓子と飲み物が配られます。
23:00 ミラノ中央駅到着
ここからトラムに乗ってホステルに向かいます。（ミラノの交通機関はトラムが主）チケットは出口の近くの機械で購入できます！
タクシーで行こうかも迷いましたが全然トラムで行けます。Googleマップで調べると乗り場から目的地までの駅を教えてくれます！めちゃくちゃ優秀。
去年の同じ時期にローマに行き、携帯を盗られた経験があるので人に対しての警戒心が人一倍の私ですが、ミラノの人はみんなめっちゃ良い人でした。
ミラノ人は冷たいとよく言いますが、色んな人が助けてくれて温かさに感動しました。
2日目へ続く。。
2日目〜ベルニナ特急〜
ミラノからTiranoという街に行き、ここから私の念願だったベルニナ特急に乗ってスイスに行きます！！
普通に買うと1万円以上する特急券ですが、グローバルパスを持っているとたったの10€です。しかもファーストクラスで。更に、ミラノからティラノまでの電車賃もかかりません。ありがとうユーレイル（ ; ; ）
10:20 まずは、ミラノ駅からティラノまで向かいます。ミラノからティラノまでは直通が出ていて、約3時間の電車旅です。
ここから見える車窓もとっても美しかったです！
12:52 ティラノ駅到着
ベルニナ特急が14:25分発という事で、それまで時間があったので駅のすぐ前にあるレストランでキノコのチーズリゾットを頼みました。めちゃくちゃ美味しかったです。
時間になったので乗り込みます。
オフシーズンなのか（1月30日）貸し切り…（笑）
これから約4時間の車窓旅です。
あまりの美しさに感動して涙が出ました。あんなにも心が満たされた4時間は今まで経験した事が無かったです。
ちょくちょく飲み物を尋ねに来てくれる車掌さんもとても面白くて楽しかったです(^_^)私たちがあまりにもはしゃいでいたので、「こっち来たら窓開けれるよー！」と言って電車の連結部分の窓を開けてくれました！窓越しに撮るよりも色鮮やかに撮れます。
約4時間の旅も終わり、終点のChur駅に着きました。私たちはクールから三駅離れたema と言う駅の近くの宿を取っていたので、そのまま宿に直行。ずっと座っぱなしというものの宿に着くと急に疲れがきてその日は21時に寝ました。
明日はドイツのフュッセンにある、ノイシュバンタイン城に向かいます！！
3日目〜ノイシュバンタイン城〜
8:12 Chur駅出発
クールからフュッセンまでは約6時間、5回の乗り換えをしなければなりません。
電車は全て事前に調べていたので、後は時刻表に身をまかせるのみです。ちなみにユーレイルパスは切符を買う必要がないので、手間が省けてめちゃ楽です！元を取れなかったとしても、この楽さを考えると買う価値あります。
フュッセンに着いたら、バスに乗ってシンデレラ城のモデルになっているノイシュバンタイン城を目指します。壮大な自然の景色の中にお城と馬が見えて、まるでおとぎ話の中に入り込んだようでした。
ディズニーランドのシンデレラ城のモデルです。絵みたい！
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…というところで、2022年4月11日に戻ってきました。すいません、14日間行ってて3日で終わりました。
今読み返してみて、「体力えぐぅ」と思います。17時にローマに着いた足でそのままミラノに行くなんて、、、本当に自分か？？て思いました
14日間、異国の地で朝から晩までフル稼働してました。今だったら絶対に無理ですね…
あの後バルセロナで警備員に物を盗られそうになったり、ローマの地下鉄で財布盗まれて叫んでいる人を見かけたり、何度か人間の闇を垣間見ました。
でも、ゲストハウスで友達ができたり、現地の友達と朝まで飲んで遊んだり、車でいろんなところに連れて行ってもらったり、シャンゼリゼ通りでお財布の紐が緩みまくってカモな日本人になったり、プラハのお菓子屋さんで日本にデニムを卸しているレオナルドディカプリオ似のイケおじと出会ったり、今思い返しても楽しい思い出ばっかりです。
良いことも悪いことも含めて、海外で得た経験は今の私の考え方や価値観の土台をつくってくれていると思います。
私に子供ができたら、絶対にセルフ海外旅行おすすめしようと思ってます。可愛い子には旅をさせよ！
ここまで読んでくださってありがとうございました！
一刻も早く、昔のように気楽に海外旅行ができる世界が戻ることを祈っています。
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