見出し画像

贈り物するときの気持ち

実家へのプレゼントや仏事のお供えなどは
あとでmamaから文句を言われないためにする。

とにかく昔から
私がすることは何でも否定してきた人だから
私はいい大人になった今でも

いかにmamaから文句を言われずに済むか
どうやったら否定の言葉を減らせるか
そのためにはどういう行動をとればいいか
どういう贈り物を選べばいいか

実家に対して何かするとき
そんなことばかり考えている。

贈り物をおくるときは
心からmamaに喜んでもらいたいとか
mamaに似合うからとか
mamaが好きだから喜ぶだろうなとか

そんな考えよりも
とにかく後から非難されずに済むには
何を選べばいいのか

最悪のコメントを引き出さないようにするには
どうすればいいのか

そこを深く考慮して選ぶ。

だから選ぶ楽しさはない。

プレゼントを選ぶとき
mamaが不機嫌になったときの顔が
心の中に浮かんでくる。

そうならないようにするには何を選べばいいか。
そればっかり考える。

そして実際に贈ったあと
どういうコメントが返ってくるだろうかと
内心ビクビクしながら待つ。

そんなふうになるなら
いっそ何も贈らなければいいと自分でもわかってるけど

何もしない
贈らない
放置したら?

どうなるか。

あとからmamaの怒りが倍増する。
それを受け入れる気力は私にはない。

だから、やることはやっておく。
その選択肢しかない。

普通の親子像を演じるというのはそういうこと。

よろしければサポートおねがいします。 クリエイターとしての活動費に大切に使わせていただきます。