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自信について考えてみた

以前の話なのですが、ある時、
自信って安心感のことなのかな、って思ったんです。

自分はできる、だから自分は大丈夫、とか、
自分は愛されている、だから自分は大丈夫、とか、
自分は何があっても大丈夫、とか、

大丈夫っていう安心感を持てていることが、自信があるということなんじゃないかって思ったんです。


ポイントは、その人が安心感を求めている、コアの部分を大丈夫だと思えるか、だと思います。

他人から見てすごいことでも、その人がそこを大事に思っていなかったら、その人は自信がないですし、

逆に他人がたいしたことないと思っていても、その人が大丈夫だと思っていたら、自信があると思います。


例えば、成功体験を積むと自信になる、というのは、
自分はここまでのラインは大丈夫、だと思えるからだと思います。


自分の「Do」への自信

じゃあ、自信をつけるにはどうしたらいいでしょうか?

ひとつ僕が思うのは、小さな成功体験を積み重ねていくことかな、と思います。
時々チャレンジして、その自分を認めて、そのことに自信を持つ。

小さな成功体験を積み重ねるにはどうすればいいかというと、
まずは、最初の一歩をチャレンジする勇気を出すことからなんじゃないかなと思います。

チャレンジする勇気を持つにはどうすればいいかというと、
日頃から、ちょっとした勇気を出す練習をすることかなと思います。

そういった、チャレンジをしたり、勇気を出したりするための、メンタルの土台として、
体調を整える、メンタルを整える、睡眠を取る、栄養を摂る、運動をする、
というのも大事だと思っています。

(こちらの記事も読んでみてください)

こういったことは、自分の「Do」への自信ともいえます。


自分の「Be」への自信

一方で、以前、僕がYouTubeにアップしたDEMO音源の、ある曲の歌詞の中に、

ありのままの自分を 許すことが自信になる

という歌詞があるのですが、作った当時はなんとなく浮かんで書いたのですが、結構的を得ているんじゃないかなと、自分では思っています。


ありのままの自分を許せるようになるには?というと、
ジャッジをやめる、とか、上下で判断しない、といったことが、僕はよかったなと思っています。
シンプルな思考で生きる、とも言い換えられます。

それと、こちらの動画で、自己受容感についての大事なお話が話されているので、見てみてください。
(動画の内容はスピリチュアルな内容ですが、9分~15分あたりの、自己受容感についてのお話がいいなと思うので、見てみてください)

こういったことは、自分の「Be」への自信ともいえます。


余談ですが、ナリ心理学の教えは、自己肯定感を高められるものだなと思います。
例えば、「10年努力するより、1日勇気出すことが大事」なんていうものもあります。
(10年努力することの大切さは、また別の話です)



ちっぽけな自分から積み重ねる

そしてもう一つ、「自分はちっぽけな存在である」ということを認めることも大事かなと思います。

「自分がいかにちっぽけな存在か」ということを自覚してからが、本当のスタートだと、僕は思っています。

その「ちっぽけな自分」から、一歩一歩自分のいろんなものを積み上げていくことで、
その積み上げたものに対して、「自分はここまでのものはある」と思えると思いますし、

そう思える「ここまで」のラインのものは、ビビらずに自信を持って外に出せると思います。

それが自信を持つということだと、僕は思っています。


例えば、英会話を勉強する、というときに、日常会話ができるようになったとします。

このとき、英語を使って仕事をするということに関しては、自信がありませんが、
外国人の方と英語で日常会話をするということに関しては、大丈夫だと思えます。

会話ができなくても、文章が読めるのであれば、英語の文章を読むということに関しては、大丈夫だと思えます。

ちなみに僕は、英語で会話はできなくて、文章も結構知らない単語に出会うことが多く、自信があるとはいえません。
でも、作曲で使うソフト(正確にはプラグインといいます)を海外のサイトで買うことがよくあるのですが、それは問題なくできるので、そこは大丈夫だと思えています。
(あまり良い例ではないですね…)


そんなふうに、自分のできることを小さなことも含めて一つ一つ積み上げていくと、
自分にも案外できることがあるんだって思えるかもしれません。

他人に簡単に真似ができないことができる、という人もいると思いますし、
他人と同じことがいろいろできる、という人もいると思います。

これって、どちらがより良いというものでもないと、個人的には思っています。

それと、他人と同じことが高いレベルでいろいろできる、ということも、他人には簡単に真似のできないことだと思います。


世の中には、他人に出来ないことができるというスキルが求められる仕事と、
他人と同じことができるというスキルが求められる仕事があります。

傾向として、他人に出来ないことができるというスキルは、評価されやすいですし、もらえるお金も多いかもしれません。

でも、他人と同じことができるというスキルも、世の中には必要なものです。

例えば、引っ越し業者で働く方々は、家財道具を運んだり、設置したり、トラックを事故なく運転したり、ということが、他人と同じようにできることを求められると思います。
(引っ越し業者さんのお仕事を詳しく知っているわけではないですが)
(ここでいう他人とは、同じ引っ越しのお仕事をしている人、という意味です)

もちろん、お客様と丁寧に接する、といったプラスアルファのスキルもあったほうが良いかもしれませんが、
ベーシックの部分で、他人と同じことができることが求められると思います。

そして、引っ越し業者のお仕事は、世の中になくてはならない仕事です。


自分にはできることがあまりない、という方もいるかもしれませんが、
これから身につけることもできます。

何か興味を持ったことを、学んだりやり続けることで、他人と同じレベルでできるようになるかもしれませんし、
さらに磨くことで、他人に簡単に真似ができないレベルになるかもしれません。

自分には向かないな、と思ったら、別のことをやってみればいいと思います。


自信をつけていくことって、遠くて、終わりのない道だと思います。

でも、「千里の道も一歩から」という言葉もあるように、
自分にできることを1つ1つ積み上げていくしかないです。

1つ1つ丁寧に積み上げたものは、簡単には崩れないと思いますし、
手っ取り早く手に入れたものは、簡単に離れていくと思います。


最後に、以前の記事でも紹介しました、マンガ『3月のライオン』の中の、僕が好きなセリフをご紹介します。

人は情熱を失うと せっかちになる
次から次へ 成果が欲しくなり 近道を探し始める
 
ーーでも「最短距離」は みんなが通りたい道だからギュウギュウな上
「みんなが持ってるモノ」しか もう落ちていない

『3月のライオン』15巻より

(以前はこちらの記事で紹介しました)


そんな感じで、今回は僕が自信について考えていることを書いてみました。

僕も、ある面では自信があったりしますし、ある面では自信がなかったりします。
人それぞれ、自信がある分野と、ない分野がありますよね。

そんな僕の、現時点で考えていることはこんな感じですが、
何か参考になることがあれば、嬉しいです。

読んでくださり、ありがとうございます!!