Brian the Sunにインタビューしました

 いいインタビューになりました。読んでほしいです。

 ……言いたいことはそれくらいしかないんですけども。でもそれだけなのもなーと思うので、つらつらとインタビュー記事に関するこだわりなんぞも綴ろうかなと思います。

 見出しの抜き出しは、見出しにするには長いんですけど、今のBrian the Sunの視野の広さや優しさを示す象徴的な発言だなと思ったのでここにしました。発言や言い回しは文章として成立するように整えているのですが、言葉の間とかは彼らの声が聞こえるように気を配ったつもりです。それはどんなインタビューでもそうですけど。

 いつもより会話感が強い構成にしました。たぶん、自分的にいい会話ができた感覚があったんだろうなと思います。なんやかんやで5年のお付き合いですし、わたしのライター人生9年弱でいちばんインタビューしてるバンドだとも思うので、ここいらでそういう関係性?みたいなものが出たインタビュー記事にしてもいいのかなと。

 でも友達みたいな馴れ合いの記事にしたい願望はない、というかそういうものにアレルギーを持っている人間だし、友達にならないといい話を引き出せないなんて迷信だと思っているので、アーティストとライターという対等な関係で語り合うような記事を心がけました。

 現場ではひたすら話を聞いて拾っていくことに集中して、原稿ではではちゃんと彼らの言葉が届けられる記事にしようと、すごく神経を研ぎ澄まして編集をしていきました。ほんとフツーの当たり前の、いっつもやってることですね。

 『MEME』に関してはインタビューしているだけでなく、ディスクレビューも書いてるし、Skream!さんで連載させていただいているコラムでも書いたので、これ以上多く語るのは野暮だなと。ただ、すごくいいアルバムです。ひとりでも多くの人に聴いてほしいなと強く思う。

 本日リリース。さっそくspotifyにあがってました。

 Brian the Sunはこの数ヶ月で本当にいいバンドになったなあと思います。時間をかけて手に入れたものは揺るがないし、自分自身にしっかり根付く。ワンマンツアーもたのしみだなあー。

最後までお読みいただきありがとうございます。