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(感想)やさしすぎる人たち

映画の感想をTwitterにつぶやくようにしているのですが、短文を投稿するところに140字を越える感想を書くのはいかがなものかと、あと読みにくいのと、流れていくのとで、Twitterで何かつぶやいた場合、とりあえずこちらにまとめておくことにしようかと思います。本当はnote用にしっかり書けたらいいと思うので、そこは頑張りたいです。

(以下Twitterより転記)

映画『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』鑑賞。大学の「ぬいぐるみサークル」が舞台。誰かに話すとその誰かを傷付ける可能性がある。だからぬいぐるみにしゃべる人達は、やさしい。でも、その「やさしさ」ってなんなんだろう。

人を傷付けるのが怖いのは、人によって傷付いた経験があるから。誰かを傷付けるのも、自分が傷付くのも避けたい。でもそうやって人と対することを避けていてもいいのか?どうか?……と白黒分けようとした私の思考こそが、その間にいる人達を傷付けてしまうと気付く。避けてもいいし、ぶつかってもいい。

やさしい人達は傷付きながらも、誰かにやさしくし続けるのだと思う。この社会で、やさしすぎる人が生きていくのは大変につらい。でも、誰かの傷をわかろうとする人を、私は応援したいと思った。

なんだか氷山のような形をしている映画だと感じた。ぱっと見てわかりやすく認識できるのは、氷山の先のほうちょっとなのだけど、海の中には巨大な下のほうが隠れている。この下のほうが何なのかを想像してほしいと思う。


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