ライターズ・ブロックか。いや言い過ぎだ。そう言えるほどの文章を、量も質も、私は書けていない。だからこれはただのブロックだ。レンガの。それに行手を阻まれている。飛び越えようとしたら思いのほか高くて無理だった。壁ならば真ん中に穴を開けよう。右手を握りしめる。痛そうだなとは思いながら。

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