今日の気持ち/20240224

「つらさ」みたいなものを比較することはできないと思います。ある人にはつらいことでも、別の人にしてみればつらくはないこともあるのですから。明確な判断基準がないので、並べて順位付けをすることはできません。

それはわかっていて、でも「私のつらさなんかたいしたことはない」と思ってしまうものです。人によって感じ方が違うとはいえ、誰もが認めるつらさと、あまり多くの人には理解されないつらさがあるのは事実です。自分のつらさは前者ではないだろうという判断はできます。

誰もが認めるわけではないつらさを抱え、「でもたいしたことはない」と思って、つらさを特に表明はしない人が多いだろうと思います。

つらさをどこまで耐えることができるかは、その人の人間性に関わる話になってきて、客観的につらさが大きく見えることに耐えているような人ほど、人間として素晴らしいと思われるでしょう。それはそれでいいのです。

だからといって、ちょっとしたつらさに耐えられない人が、それは確かに打たれ弱かったり、未熟だったりして、駄目といえば駄目なのかもしれませんが、そんな弱さも人間らしさではないのかと思いもします。

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