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命として存在している。それだけでうれしくて、楽しくて、満ち足りていた

先日、ミロコマチコさんのいきものたちはわたしのかがみ展に行ってきました。素敵だなぁと思ったので、記録を残しておきたくnoteに綴っています。

いきものたちはわたしのかがみ展 パンフレットとチケット


この展示会で感じたのは
「描かれている動物、モノ、目に見えない生き物、この世にあるものすべてに命は宿っている。そして、命は存在しているだけで満ち足りていて、ただただうれしくて楽しい!」というメッセージです。

作品の数々は、カラフルです。明るさと元気さを感じて、命のみずみずしさや生々しさを表していると思いました。

色の塗り方も線や枠にハマらずに大胆に色濃く塗られているところもあれば、ところどころ薄く塗られているところもあって、そこに自由を感じます。

自由のイメージは私の中でワクワクするもの。そこからうれしい!楽しい!の感情が出てきたのではないかと考えました。「いきものはわたしのかがみ」というタイトルだけあって、自分の今の心境を作品を通して垣間見れました。

美術館に入るとお迎えしてくれた作品
パンフレット裏面

そして、中でも印象に残ったのは「海を混ぜるⅤ」という作品です。

図録にも載っていなかったので、あとから調べてみると2022年3月20日のライブペイントのイベントで描かれた最近の作品であることがわかりました。
(パンフレットの裏にも書いてあったことに後から気づきました…)

↓イベント時の様子が動画にアップされてます。

描かれているのは何でしょうか?

竜なのか、何の動物かはわからない生き物が青色の中でカラダの境目もなく存在しているかのようです。

青色の海には緑、赤、紫といろんな色が漂っていて、海の中にある命がまさに混ざり合っているようにも見えます。

「動物も人間も目に見えない存在も、命に境目はなく繋がってるよ!」

と、すべてを包み込む優しい作品だと私は思いました。ずっと見ていたかったです。



↓あと、このポストカードは「満月のこども」というタイトルの作品です。

満月のこども

ポストカードのカタチがちょっとガタガタしていますが、ミロコマチコさんがフリーハンドで描いた四角だそうです。斬新ですね!

ときどき「満月の光って、黄色が溢れ出そうだな」と私は思います。暗い空に神々しく光る満月は昼間見ている光よりも、明るさで満たされている気がするからです。この作品はまさに光が溢れ出て満ち足りている感じがします。

みなさんはどんな風に見えますか?


いきものたちはわたしのかがみ展は、「命の輝きってこういうことか」を感じられる展示会でした。




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