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テスト7点・・・あなたは何を見ますか

満点が20点のテストで
子どもが7点だった。

もしこの子に
1つだけ質問できるとしたら
あなたは何と質問しますか。

①体調悪かったのかな?
②平均点は何点?
③いつもこんな点数?
④前回のテストは何点?
⑤勉強しなかったのかな?
⑥自分ではどう思う?
⑦何も質問しない

など、考えられる質問は
たくさんあります。

ここで
平均点は17点
前回は5点

と新たな情報を加えます。

もしその子が自分の子だったら
あなたは何と声をかけますか。

日本は減点社会です。
1つ間違ったらマイナス1点。
3つ間違えたらマイナス3点。

これをすると、どうしても
間違えた所に目がいき
ダメな所、足りない所に
目がいきがちです。

だから、私たちはついつい
足りない方を見てしまう。

さっきの例だと、この子は
平均点には10点も足りません。

できていない・・・。
足りない・・・。
どうしたらいいだろう・・・。

という方に目を向けると、
「もっと勉強しなさい。」
「やり方がダメなんじゃない?」
と言ってしまいませんか。

そう言われた子は
「うるさいなあ。」
「勉強やったもん。」
「私はやってもできない。」
と言ったり、思ったりします。

でも、同じテスト結果でも
「前回は5点でそれから2点上がった。」
と見たらどうでしょうか。

すると

「2点、前回よりできたね!」
「勉強してたもんね。」

という声掛けができませんか。

こう声かけされた方が
「次はもう少し勉強しようかな。」
「やればできるかも。」
と子どもは思います。

今あなたが住んでいる社会が
どんな社会でも

比べるのは過去と今
どれだけ成長できたのか。

あまり成長がみられないときも
がんばってる姿など
ポジティブな方✨に目をむける。

他人だけでなく
自分自身に対しても
そうであってほしい。

あなたはあなた自身に
子どもに、大切な人に
どんな声かけをしていきたいですか。


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