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お気に入り和菓子日記 ー扇屋 白八汐(しろやしお)ー

先日もこのnoteに書いた栃木県 那須の御用邸近くにある御用菓子舗、扇屋さん。

そこでお土産におすすめなのは「雅の菊」という小分けもされた量も丁度いい逸品でしたが、

味わいや口当たりで純粋に一番好きなのが、この「白八汐(しろやしお)」

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羊羹の様に長い、棹物(さおもの)なので個人に贈るというより、家族やグループ単位に贈る物に向いていそう。(写真のは短めのハーフサイズ。通常はこれの倍の長さ。)

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中は真っ白な練切(ねりきり)。練り切りと言うと茶室で出される季節の風物をかたどった丁寧な和菓子のイメージがありますが、こういった棹物でも練り切りはこの扇屋さんの白八汐で初めて出会いました。

愛子内親王殿下のお印(象徴する植物・花)の五葉つつじの白八汐を純白の菓子で表現したものだそうです。

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元々練り切りのあのしっとりとして、白玉粉等が配合されて適度にもっちりとした餡の食感は大好きなのですが、この白八汐は味わいも食感も格別。

また、こだわりの白大福豆を使っているとの事ですが、その豆のくせのない上品しっとりな味わいがすごーく良くて。

初めて口にした時はまだ十代の頃だったか?何の気無しに食べたのですが、

私「あれ、、これ、美味しいね。」

母「うん、なんか美味しいわね。なんていうお菓子?」

と菓子の名も由来も知らず食べたのですが、献上菓子と後で知って納得。他の菓子とは何かが違う事が味で伝わって参りました。菓子職人の方には低頭敬服!

それ以来、我が家では那須の扇屋さんに行ったら『白八汐』と、指名買い、定番に。

*  *  *  *  *

扇屋さんのお菓子は献上菓子以外の和菓子やカジュアルな洋菓子もありおいしいのが多いのですが、一度訪れたらこの白八汐も食べてみて欲しい。

私の中の一推し、お気に入り和菓子です^^

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中に入っているのは大福豆の甘納豆。

いちおう原材料表示もこちらに↓

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(原材料の一部に小麦含、程度なら私は食べてOKなので食べてしまってます。)


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